昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

日頃の思いや鬱憤を吐露!無礼千万なコメントは削除。

宮里藍は嫌いだけど......

宮里藍は、今年ついにエビアンマスターズで念願のLPGAツァー初優勝を飾った。
2006年からの挑戦だったが、途中泣かず飛ばずだったので、涙の初優勝が感動的だった。
その後も日本とアメリカの掛け持ちながらも大活躍、今年は賞金ランキングでも女王争いを展開するなど、すっかりアメリカツァーでも顔となった。
日本人の中でも小柄の部類なので、飛ばしや揃いのアメリカでの戦いはさぞや厳しいのだろうが、ロスアンゼルスに家まで買い込み、来年も海外が主戦場になるようだ。

宮里藍に関しては、インタビューへの真摯な受け答えなどで、男子トーナメントの石川遼に匹敵する高い評価を与える人もいる。
一方では僕の知人は、プロアマの前夜祭での宮里は「生意気だった」と証言している。
どっちが正しいのかは知らないが、宮里藍がトップクラスの女子プロゴルファーである事へは異論がないだろう。

しかしまるで個人的な好みだが、僕は彼女が好きではない。
理由は三つほどある。
一つは僕の大嫌いな評論家戸張捷が、彼女及び宮里家とは特別な信頼関係があるかの如く言いふらしている事。
これは別に彼女の責任ではなく、彼女にとってはとんだトバッチリだが、「坊主憎けりゃ袈裟まで」の類い。
二つ目は、コマーシャルへの露出が多すぎる事。
人気も実力のうちかもしれないが、やたらと笑顔を振りまき過ぎると好感度は薄れる。
兄二人がパッとしないので、一家の大黒柱として稼がないといけないのかもしれないし、宮里家の宣伝塔としての使命があるのかもしれないが、コマーシャルの宮里藍にはまるで魅力がない。
三つ目、実はこれが決定打なのだが、彼女が自分の事を「アイ(藍)は」と話す事。
もう24歳、厳しい勝負の世界で戦ってきたので同年代の女性に比べてはるかに修羅場を経験してきたはずだ。
艱難汝を玉にする!
人品骨柄にも、自ずと気品が表れて来る。
多くの報道陣に囲まれながらも、実にハキハキした喋り方でさすがと感心させられる事が多い。
しかしそんな好印象も、「アイは......」と話された途端ガックリ!

誠に勝手な人物評価だが、一人称で自分を名前で話すヤツは、家族に敬語を使うヤツに匹敵するほど嫌いだ。
よって、宮里藍は嫌い。

尤もこれは個人的な嗜好の世界なので、ゴルフの方は関係ない。
女子プロゴルファーは、過去にも幾多の精鋭がアメリカツァーで勝利しているし、岡本綾子に至っては賞金女王にもなっている。
大和撫子これにあり!と、是非とも来年もまたアメリカでの勝利を挙げてほしいものだ。