昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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秋が来た!

日本には四季があり、間違いなく夏は暑いし、冬は寒い。
そしてどんなに異常気象だろうとも、その間には過ごしやすい春と秋がある。

今年はいつになく、猛暑の夏だった。
それでもゴルフ三昧だったので、今や顔色と腕の部分は漆黒と化している。
8月の暑さは半端じゃなかった。
家族からは顰蹙の眼で見られ、命の危険を感じながら、「好きこそものの上手なれ」精神で、ほぼ毎週コースに通った。

そして暦が替わり、9月になった。
その最初の日曜日、我がホームコースは最も権威のあるクラブチャンピン戦予選があり、今日はその二日目。
クラブハウスには、最初の予選を通過した32名の兵が集合、練習に余念がない。
僕は未だ現役の会社員なので、決着がつくまで一カ月を要するクラチャンには最初からエントリーしていない。
そこで、顔馴染みの兵と顔を合わせるごとに、「何故予選に出ない!」と叱責される。
いちいち自分の立場を説明するのも面倒なので、「イヤァ、こんな格調高いチャンピオン戦はおこがましくて」と適当な事を言うと、更に熱心に「では来年こそ一緒に戦おう」と誘ってくれる。
有り難いのやら、お節介なのか。
しかし、ゴルファー仲間っていいナァ。

ところで、9月のゴルフ。
相変わらず、直射日光は刺すように厳しい。
そんな中でプレイしていると、体中から汗が噴き出す事には変わりない。
それでも日陰に行くと、風が優しくなっている。
8月に比べると、明らかにゴルフが楽だ。
そうだ、夏から秋へ、季節が変わり始めたのだ。

世間では、相変わらず「暑い、暑い」が、挨拶代わりになっている。
しかし、一週間に一度しかプレイ出来ないアマチュアゴルファーは、却って微妙な季節の変化をも見逃さない。
「僕の秋が始まった。」
そう思うと、ゴルフが楽しくなる。
夏来たりなば、秋遠からじ!
夏の猛暑に苦しんだ分を、秋のゴルフで取り戻す!
と、何が根拠か分からない勝手な理屈を考えだし、またまた熱心にゴルフ場に通おうッと。

要は何でもいいのよ、ゴルフさえ出来れば。