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蓮舫への批判

この間の民主党政権下、唯一評価されてきた事業仕分けだが、そんな作業の最中にテレビカメラを意識した立ち居振る舞いで、威圧的に周囲を睥睨するオンナがいる。
言わずと知れた、国会議員様、蓮舫女史だ。
将に飛ぶ鳥を落とす勢いで、世の中自分を中心に回っているかの如く振舞う。
その人気を鼻にかけたような態度が我慢ならない。
そう苦々しく思っていたら、痛快な新聞記事を読んだ。

10月30日産経新聞一面、ノンフィクション作家工藤美代子が、随筆「日本の面影」で今が旬の政治家蓮舫を木端微塵に批判している。
産経新聞の読者以外はなかなか読めないだろうから、お節介ながら内容を紹介したい。
先ず先般、彼女が国会で仕出かしたファッションショーについて、高価な衣服の「ブランド名と価格を一々詳細に書き込む必要があるのか?」と疑問を呈している。
また彼女を語る時の定番、「何故一位じゃないといけないのか?」質問に加え、尖閣列島不法侵入の中国船船長釈放に対して「ベストな選択だった」と言いきっている事への疑問。
雑誌インタビューの発言紹介では、
・「ギャルからOLのお姉さんまで全員立ち止まる政治家と言うのは、私(蓮舫)しかいない」
・「私がトップスピードで走り続けるしかない。誰もが私の様になれるまで頑張りたい」
⇒全ての人が自分の様になるのが良いと語っている。
・現在の仕事が「楽しくて仕方がない」と、繰り返し述べている。
・「1円の重みが分かっていない人に1円の徴収権はない」
・そして結びは、「その感覚は政治家全員が持つべきだし、私はそうありたい」。
・総額130万円以上のブランドスーツに身を包み、「総理という選択肢も私の中では否定していません」と語る彼女は、1円の重みをどう考えているのか?
事業仕分けとは、そんなに楽しい作業なのか?
・そもそも総理とは、自分で選択するものではない。民意によって選出されるものであり、その結果は全て国民に返ってくる。

と、すっかり高慢ちきになっている民主党政治家、蓮舫の考え方、人品骨柄への疑問が並べられている。
そう言えば、テレビ朝日政治記者三反園訓も「最近の蓮舫は人が変わった。自分だけが正しいと勘違いしている」と、コメンテーターにしては珍しく、強く彼女を批判していた。

蓮舫は先の参議院選挙で171万票を集めた、民主党切っての人気政治家なので増長したのだろう。
彼女が言う、「1円の重みを知る」人間は、決してこのような高飛車発言を繰り返したりはしない。
過去から、内容の裏付けなく増長したオンナが囀れば、政り事は乱れる。
水着タレントからキャスターを経て、国政に打って出た蓮舫は、事業仕分けパフォーマンスで過分なる評価と期待を得、大臣にまで登り詰めたが、今から問われるのは彼女の政治家としての資質そのものだ。
そしてそれは、「何故一位?」発言で馬脚を現し、民主党代表選では単なるセクト主義者である事を露呈し、ファッションショーでその傲慢さを曝け出した。

僕は、様々に差別されてきた女性が、その状況を打破しようと社会進出する事を否定するものではない。
しかし、全女性の期待を担って最先端を走るパイオニアには、女性だけではなく男性からも尊敬を集める人であって欲しいと思っている。
国際政治学者として世界中の難民救済に尽力した、緒方貞子さんのような人であれば、性別国別を問わず、誰からも信頼と尊敬を集めるはずだ。
功名心に猛った蓮舫が、総理大臣の座を云々するのは(本当は「百年早い!」と言いたい所だが、大化けへの一縷の可能性を考慮して)10年早い!