昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

日頃の思いや鬱憤を吐露!無礼千万なコメントは削除。

ゴルフの時の手袋

余りの寒さに、コートの裏地を付けると同時に、ついに手袋をとりだした。
これだけで随分と体感温度が違う。
寒さ対策万全!

しかし良い事だけではない。
指先の感覚が、まるで鈍感になる。
定期券のスイカを自動改札機に掲げるのも、要領が違う。
手袋のままではページをめくれないので、電車の中では絶対に本を読む事も出来ない。
指先は意外に重要な役割を果たしている事が、手袋をすると分かる。
そう言えば老化防止に指先を刺激する対処法があるらしく、麻雀の盲牌や囲碁将棋が勧められていた。

ゴルフの時の手袋は、重要な小道具だ。
女性や老人ゴルファーが日焼け防止で両手袋を利用するが、たいていの人は左手だけに手袋を装着する。
稀に、プロゴルファーの中には手袋をしない人がいるが、大半のプロは左手に手袋組。
恐らくは手袋には、滑り止めと、左手握力アップには必須アイテムであり、プロを納得させる効果がある物と思われる。

しかし、夏場は手袋部分だけが真っ白になるので、ゴルフの回数がバレてしまう。
また、雨が降ると却って滑りやすくなる欠点もある。
ジャック・ニクラスは、「もう一度若い頃からゴルフをやり直せるのなら、今度は絶対に手袋はしない」と言っていた。

僕は、昔からパターの時だけは手袋を外す。
本当はアプローチもそうしたかったが、青木功の著書で「左手小指、薬指、中指が白くなるほど強く握る事」と指南されていたので、クラブを左手でしっかりグリップする為に手袋を着用してきた。

別段手袋をしないからと言って、パターが上手くいく訳ではない。
手袋をしたままパターする人もたくさんいて、そんな人達のパターが下手とも思えない。
しかしプロゴルファーも、パターの時には手袋をはずしている人が多い。
要は慣れの問題だろうが、微妙な感覚は、やはり直接にパターを握らないと駄目なような気がしている。