昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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さぁ、お祭りマスターズだ

毎年、花寒い季節にマスターズが始まる。
男子ゴルフツアー最初のメジャートーナメントなので、毎年楽しみに心待ちしている。

何たって、オーガスナショナルズのコースの見事さ。
生涯一度はプレイしてみたいと思うのだけど、実際には「二度と行かない」と思う程ひどいスコアでしか廻れないだろう。

例えドライバーがフェアウェイに飛んでも、二打目レイアップしなければならないホールがある。
それほど、落とし所がピンポイント。
ドライバーですらそうなので、グリーンを狙うアイアンショットに至っては、オンするだけでは誰も喜ばない。
バーディーを狙える場所は、将にピンポイント。
鏡の様なグリーンなので、距離感と方向性が全部合わないとパターが決まらない。

要は、ドライバーからアイアン、パターまで、全部完璧なショットをしないとスコアが伸びない。
あんな美しいのに、あらゆる場所に落とし穴が待ち構えている。
それが、オーガスナショナルズのようだ。

そこに世界中の名手が終結し、世界一の技を競う。
昨年は、アメリカのマッチョマン、フィル・ミケルソンが力でコースをねじ伏せた。
今年は我が日本から、四人の選手が参戦している。
石川遼クンは、この試合も含めて今年の獲得賞金の全部を、東北地方の被災者に寄付するらしい。
何とも太っ腹で、且つインパクト抜群。
他のプレイヤーもボランティア精神はあるだろうが、何をやってもあれ以上のニュース性はないので困るだろう。
誰かアドバイザーが付いているのだろうが、それにしても大したものだ。
中年の星、藤田寛之。
初参加にも拘わらず、初日はアンダープレイ。
しかしスウィングは、マスターズ諸氏の中では飛びぬけてユニーク。
その割には正確なショットなので、目の肥えたパトロン連中もさぞや驚いているだろう。
マチュア松山英樹も頑張っているし、ひょっとして池田勇太も予選突破できるかな。

世界最高峰の舞台で、世界レベルのプレイヤーが、世界一を競う。
韓国、台湾のプレイヤーも上位にいるし、何とも楽しい四日間が始まった。
束の間だが、地震計画停電も忘れられそう!