昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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ゴルフ人生の曲がり角

ゴルフの転換期を迎えたようだ。

実は当方、この二十年以上、典型的なフッカーゴルファーだった。
初めて一緒にプレイした人は、その強烈な球筋に、大概は仰天していた。
何せ本人にとって快心のナイスショットは、一旦コース外に飛び出して行って、ブーメランのようにフェアウェイに戻ってくる。
キャディが「ファー!!!!!」の大声を発するのも度々だった。

フックのうちはまだしも、ミスショットの時には哀れなチーピンボールになる。
距離は出ない割には、ボールはコロコロと林の中に入ってしまう。
最悪のボールなので、対策としてそれまでのSをXシャフトに替えた。
効果覿面だったが、副作用があった。
チーピンは出なくなったが、ミスショットする度に左ひじが痛くなる。

「これじゃあ、左腕が壊れる」と試行錯誤の結果、結局は重たいSシャフトに辿り着き、大枚10万円以上を投資した。
これでドライバーが安定して3年経過。
やはりゴルフは、クラブに使ったカネと、コースに通った回数で決まる。
究極のドライバーに巡り合って、これでやっと我がゴルフクラブの浮気癖が収まるはずだったが、ここにきて加齢と言う、秦の始皇帝を始めとして、人類史上誰も避ける事が出来ない大きな壁が立ちはだかる。
段々、重いSシャフトでは、ナイスショットの確率が落ち始めた。
粋がってSシャフトを使ってきたが、どうやら曲がり角、使いこなすには厳しい年齢になった。
(今まで気がつかなかっただけで、もうとっくにそうなのかもしれないが)

そこで思い切って、クラブセッティングをRシャフトに統一した。
アイアンからドライバー、スプーン、クリーク全部だから、出費も馬鹿にならない。
しかし今後のゴルフ人生、最大の友人であり武器になるのだから、ゼニカネの問題ではない。
何よりも、新しいクラブ!
畳と○○とゴルフクラブは、新しい程、心がときめく。
新兵器ドライバーは、初めての実戦使用テストで実に好成績。
いきなり大ナイスドローボールで250ヤード以上飛び、同伴者から大激賞された。
恐らくこのクラブセッティングは、生涯変わる事はない!
(と、何度思った事だろう。)