昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

日頃の思いや鬱憤を吐露!無礼千万なコメントは削除。

プッシュ打法のその後

「慢性的開眼マン!」にとってのFinal Ultimate & Latestの悟りは、11月18日マレーシアのゴルフ場。
それまでは、アイアンで目を覆いたくなるようなヘナチョコ・スライスボールを連発。
ゴルフが嫌になる程の、しかしそんな苦難、苦行の中でも、ひたすら「うまくなりたい」と努力する健気なオトコを、ゴルフの神様は決して見放しませんでした。

「少し押してミナハレ!」
その時、そんな神様の囁きが、確かに耳元で聞こえました。
何せ日頃は敬虔な無宗教徒のくせに、苦しい時には誰よりも神様にすがる性癖のオトコには、将に天国から降りてきた「蜘蛛の糸」でした。
そして奇跡が起きました。
何と、アイアンだけでなく、ドライバーまで良い当たりになってきたのです。
理論的には、うまく説明できません。
ただアウトサイドに振り抜こうとするので、体の開きが抑えられているのかもしれません。

オトコの唯一のゴルフ・バイブルは、30年以上前に彼の「世界のアオキ」大先生(のゴーストライター)が著いた「驚異の寄せワンゴルフ」です。
オトコは、大先生の教え、「ベタ足で、体の正面で、上から下へ大根切りで打つ事」を、馬鹿の一つ覚えのように実践してきました。
その為か一緒にゴルフをした人からは、未だに一度としてスウィングフォームを褒められた経験がありませんが。
この、「体の正面で打つ」事が、なかなか分からなかったのですが、自分なりの理解で「クラブヘッドが臍の位置に戻ってくるまで、体を開かない」ように心掛けています。
しかし飛ばそうと力を入れると、どうしても野球スウィングになり、腰が早く開きがちになります。
   ・「プッシュ打法」は、その腰の開きを一瞬遅らせているのでは。
   ・その結果が、力強い球筋になったのでは。
神様のお告げを、そう解釈しています。

実はこの三日間、風邪で風呂も入らず、会社を早退するような状態だったのに、「プッシュ打法」の成果を確認する為に、23日勤労感謝の日に続き、26日土曜日もホームコースに赴きました。
そしてその結果は、グリーンを狙うアイアンショットは、18ホール中14打が満足、もしくはソコソコの当たりで、明らかなミスショットはわずかに4打。
ドライバーは、12ホールで使用してミスはわずかに2回。
それまでに比べれば格段のインプルーブメントで、大変満足の一日でした。
どうやら当分は「プッシュ、プッシュ」で行けそうです。

ところで先般、埼玉県のド田舎ゴルフ場で、知らないうちにプロのカメラマンにショットの分解写真を撮られていました。
1800円と高かったけど、「マァ記念に」と、思い切って購入しました。
それで見ると、インパクトまでの「貯め」の部分は、今売出し中の飛ばし屋、諸藤プロそっくり。
さすがに諸藤プロのように300ヤードは望むべくもないけど、250ヤードは飛ぶ事があります。
またインパクトの瞬間は、我が師「世界のアオキ」大先生そっくり。
年をとって老眼になった所為か、はたまた得意の妄想の所為か、そう見えて仕方がありません。
(尤もフィニッシュは、哀れにもよろけてしまい、見事なくらいのアマチュアレベルでした。)

こんな気分の時は、次のゴルフが楽しみです。
次のチャンスは、来週の水曜日。
その時に未だ「プッシュ打法」の効果が持続しているのかは、ゴルフの神様だけが知っている世界です。
「ヤ・ル・ゾ!!」と、ただいま武者震い中。