昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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人を、みかけで判断してはいけないのかなァ?!

コイズミ首相は顔が悪いと書いたら、「人をみかけで判断するのは良くない」との批判を受けた。
正論である。
圧倒的多数の人がそう言っているので、「なるほど、なるほど。ごめんなさい」と謝れば一件落着。
……だろう。

しかし、生来の天邪鬼ゆえに、「本当にそうかなァ?」と疑ってしまう。
建前は、確かにその通りですヨ。
人をみかけで判断するなんて、絶対におかしい。
………はず。

But、我々は結構、みかけで人を判断してしまっているのではないのかなァ。
だって、映画やテレビのドラマで見る悪役は、一見してそのような顔をしている。
また善玉役の男女俳優は、これまた一見して絵に描いたようなハンサム、美女であり、むさ苦しい顔はほとんど見ない。
稀に、顔が悪くても、性格の良い役もあるにはあるが、大半の劇は、顔を見ればその役の善悪がすぐに分かるシステムとなっている。
これは、実社会でもみかけが重要な善悪の判断基準になっている事の証ではないだろうか。

韓国では、顔の良し悪しは極めて重要なファクターらしく、女性の70%が整形手術を受け、親が積極的に資金援助していると聞いた。
「韓国女性は100%整形手術している。その証拠に、ほとんどの美女は同じ顔をしている」との暴論まで聞いた事がある。
韓国人は、日本人よりストレートに感情を表現する民族なので、「顔は、美しい方が成功するチャンスが大きい」と割り切っているのだろう。

日本では「親にもらった顔にメスを入れるとは」との保守的な考えが支配的だったが、今後はさてどうなるのだろう。
西欧的割り切り文化を是とする傾向の現代日本にあって、今後は、日本人の多くが「美しくなって成功したい」との思いから、整形美人の道を模索する可能性は否定できない。

今の日本では、「自分は、人物をみかけで判断する」とはっきり言えば、一斉にブーイングを受けてしまう。
しかし、実際に人相学、骨相学なる学問まである如く、おおっぴらに言わないだけで、大半の人は、みかけでもって、その人の性格を見る為の大変重要な判断基準としていると思う。
世間的建前上、そう思っていても言わないだけなのではないだろうか。

僕は、僻み根性からか、二枚目男優のほとんどを好きではない。
しかし、ある年齢になった人物の中身は、自然と表情に表れてくると確信している。
決してハンサムではないが、魅力的な顔立ちをした人物は無条件で信用してしまうが、目つきの悪い人の場合、その人がどんなに良い事を喋っても、胡散臭さを禁じえない。
これは即ち、僕が他人を見る時、みかけの良し悪しで人物評価をしている事を表している。

僕は、美人は大好きである。
結婚する時の相手選びでも、顔を重要視した。(嫁さんもそのはず!......であって欲しい!)