昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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定期健康診断

会社員である以上、年一回の定期健康診断が義務付けられている。
僕は面倒くさがりだから、毎年サボっていると必ず健康管理室から督促が来る。
例年のごとく、今年も何度も電話で怒られたので、2月中旬に、渋々、嫌々ながら健康診断に出かけた。
とっくに締切日は終わっているので、危うく自費になるところだったが、「それならやらない」と駄々を捏ね、何とか費用は会社負担でOKとなった。
会社は、別にわれわれの健康を本気で心配しているわけではない。
万一の場合の労災認定で、社員や家族と揉め事を起こすのが嫌なので、アリバイ工作の意味で我々に健康診断を強制してくる。
「もし死んだ場合でも、一切労災申請をしません」と誓約書を出せば、もうほったらかしにしてくれるとも聞いた。
会社なんて現金なものである。

この年になると、諸々と健康上の不都合が発生している。
健康診断の結果が憂鬱になる一方なので、出来るだけ健康診断をサボりたいと思ってきた。
中性脂肪、肥満、心臓肥大、血中コレステロール、尿酸値、視力、聴力。その他諸々。
年々悪化するものばかりで、良くなるものなんてほとんどない。
今年の正式な検査結果はまだ来ない。
ただ一個だけ明らかに良くなった項目があった。
血圧である。
我が家は高血圧の家系らしく、40歳台中盤からだんだん血圧が上がってきた。
人間ドックでレッドカードが出てしまい治療を進められたので、血圧降下剤を服用するようになったが、それでも薬が合わなかったらしく、なかなか下がらなかった。
ただ、近所の町医者は「血圧なんて安定していれば良いんです」なんて軽く言うものだから、チョットぐらい高くても同じ薬を使ってきた。
しかし、昨年末についに160-100まで上がったので、ついに医者を変え、薬を追加したところ効果覿面。
今や下がりすぎの120以下―80以下になってしまった。
今回の健康診断で、血圧低下を褒められたので良い気分になっている。