昨日のあなたのテレビ出演、見苦しかったですネ。
あきれて物が言えないとはあの事です。
テレビは残酷なほど、あなたの人間性や自信のなさを映し出してしまいました。
必死に取り繕いながらも、いかなる質問にも「報告は受けています」としか答えられなかった、あなたの政治家としての限界を満天下に晒してしまいました。
もはや、民主党代表辞任程度ではすまなくなっています。
今週から、あらゆるマスコミが一斉に「代表辞めろ」と書き立てるでしょう。
そして、事、ここに至っては、間違いなくあなたは結局民主党代表の座をやめざるをえなくなります。
しかし、それは遅すぎました。
今回の一連の対応は、あなたの政治家としての信用そのものを完全に失墜させてしまったのです。
また、民主党を支持していた人たちの希望をも打ち砕いてしまったのです。
あなたにとって最後の勝負どころは先週だったんです。
あの時点で、「申し訳なかった」と潔く謝り、捲土重来を期して代表を辞めていたらまだまだ政治家としての将来は残っていたはずです。
しかし、あなたは居直りのため、問題児永田の辞任を慰留し、病院に隠し、ついには自分達の責任すら頬かむりを決め込んだんです。論理にもならない論理を振りかざし、詭弁を弄しながら。
しかし、誰が見てもおかしい。
あれだけの、前代未聞のチョンボを仕出かした政党の代表者が、「まだまだ政敵自民党を追及するんだ」と力みかえっているなんて。
今週も、永田の謝罪会見だけで何とかウヤムヤにする気かもしれませんが、そうは問屋が卸しません。
もはや、あなたが永田と共に政治の世界から消えないと、政治不信を招いた責任を取ったことになりません。
先週の党首討論から、昨日、日曜日のテレビ出演までのあなたの態度は、あなたにとって、そこまで事態を悪化させてしまったのです。
あなたは、松下政経塾で何を学んだんでしょう。
幸之助大先生は、政治家として、今回のような身の処し方を教えたのですか?
残念ながら、前原さん！もう終わりです。
