昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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吉永小百合と高倉健と森光子

吉永60台、高倉70台、森80台。
三人の共通項は?
全員、「年の割には物凄ォーく若い!」と評判の人たち。

確かに、三人とも大変若々しく美しくカッコ良い。

しかし、やっかみで言うわけではないが、彼ら三人は本当に幸せなのだろうか?
あの若さ、美貌、スタイルを維持する為には、とてつもない金と努力が必要だろう。
周りから若いだの綺麗だの褒められるものだから、きっと自分でも、プレッシャーの中でいつまでもそうでなければいけないとの使命感に燃えていると思われる。
しかし、人間は残念ながらどんな人でも必ず老いる。
年の割りに若く美しかった人も、必ず老いさらばえる。これは自然の摂理だ。
その時に、若いころとのギャップが大きいほど失望も大きくなる。
その昔、ハンサム、美男子と言われた俳優が、「オヤジ、涅槃で待っている」と遺言し、ホテルから飛び降りたが、この理由は自分の衰えるであろう容貌を絶望した結果だと聞いた。
表面的な若さや美しさにとらわれると、このような悲劇が生まれる。

先のお三方は、金持ちだからあらゆる手段を講じる事で、世間の賞賛を浴びている事が出来るが、それも束の間、せいぜい20年程度だけ。
後は、悲しい結末が待っている。
現に今でも彼らは、「果たして化粧を落とした後は?」「裸の状態は?」等と憶測され、妬み嫉みの対象として面白おかしく語られる。

僕は、年相応に老けていき、尚且つ年寄りとして気品があるのが一番良いと信じている。
「いつまでもお若いですね」とはお世辞ではあっても誉め言葉ではないだろう。