６月１日成田空港のＪＡＬサクララウンジに、迷彩服に身を包んだ場違いな連中が１０人ほどいた。
皆エコノミークラスのグリーンチケットなので、ＪＡＬをしょっちゅう利用するグローバル会員かなとも思うが、それにしてはマナーは悪い。
テーブルには「ラウンジ内での携帯電話使用はご遠慮ください」と書いてあるのだが、何人もが大声で携帯電話をかけていた。
最初は右翼グループの団体旅行かと思ったがちょっと雰囲気が違う。
どうも家族か友人への電話らしく「支援活動のため今からジャワ島に行ってくる」とか「大丈夫、気をつけるから」とかの内容が聞こえてしまった。
自衛隊へはまだ様々な否定的意見があるが、彼らのジャワ島での支援活動を通じてインドネシアの、とりわけジャワ島の被災者から感謝されれば日本の国際的評価も上がるだろう。
日本企業は海外で様々の事業により経済的に貢献しているが、自衛隊の直接的献身的貢献に比べれば感謝される度合いが違う。
本来なら、「ここでの携帯電話使用は駄目ですよ」と注意するのだが、ボランティアで海外まで出かける人への尊敬の思いから我慢する事にした。
