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祝!亀田対ランダエタ再戦決定

大ブーイングの判定で疑惑の世界チャンピオンとなった亀田興毅が、前回の対戦相手のランダエタと再戦する事が決定した。

トレーナーの金平は、「厳しい戦いに成る事は覚悟の上。亀田の強い希望で再戦することにした」と発表していた。
結構な事である。
このままでは、いくら亀田親子が強がっても、元世界チャンピオンたちを動員して、実際に勝っていたと強調しても、世間の風当たりは強まるばかりである。
スポーツの世界だから、しっかり再戦する方が絶対に良い。

しかも、相手がランダエタであれば勝つチャンスが大きい。
亀田は、もっとも体力気力が充実する二十歳前後、上り坂の選手である。
既に亀田はランダエタと12回にわたって戦っていて、彼の強さ弱さを実際に体験している。
前回一回に喫したダウンは、どう見てもラッキーパンチの所為だったのであり、今回は充分に用心して戦うだろうから同じテツは踏まないだろう。

何せ、ダウンさえなければ判定で負ける事は絶対にありえない。
KOでは勝てないだろうが、判定勝ちでシャンシャン!

むしろ心配なのは、子離れ出来ない父親と、親離れ出来ていない亀田興毅の親子関係だ。
子供はある時期から親に反発し、親を乗り越えて成長する。
亀田親子は、共に世界チャンピオンを夢見るあまりに、極端に濃密な関係を維持し続けている。
この親子関係を羨む人もいるようだが、亀田興毅にとってのボクサー人生はそんなに長く続く物ではない。
その後の人生を生き延びる為には、親の庇護を離れ一人立ちすることが絶対に必要だ。
その意味で、前回の決定戦前に流れた「亀田、同級生と同棲」記事に注目していたが、しっかり報道管制がひかれたようで、その後続編がなくなってしまった。

亀田を見ていると、強がっているように見えても、時折とてもシャイな表情を見せる。
おそらくは、作られた虚像を必死に演じているうちに、何がなんだか分からなくなっているのだろう。

次の世界戦を勝ち、親子の夢が実現したら、さっさと結婚すればいいのにと、余計なおせっかいを焼きたくなる。