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TBSサンデージャポンと、泉ピンコの奇妙な論理

泉ピンコが、ゲスト出演したサンデージャポンで、躁状態で大騒ぎしていた。

これは、番組構成上織込み済みの進行であり、「彼女はうるさい」とか「喋りすぎ」とは批判しても仕方がない。
しかし、彼女とこの番組の出演者が奇妙な論理を一方的に力説したのは気になってしまった。
イジメで自殺者が続出している状況を憂い、「イジメはダメ」とか、「イジメている方も悩んでいる」とか、「相談するよう」とか主張しているが、そんな簡単な事でイジメがなくなるなら何の苦労もいらない。

特に、どこかの県の教育委員会が、イジメで自殺者が出ているのに自分たちの送別会を実施した事に激怒し、「何を考えている。延期しろ!」「親のつらい気持ちを考えろ!」と罵倒していた。
それは正しい。
教育委員会が、死者が出ている状況で、酒を飲み「乾杯!」するなどは、事の深刻さを分かっていない証拠であり、言い訳の出来ない愚挙である。

では、罵るように教育委員会を批判した、泉ピンコやTBSの行為はおかしくないのか?

このイジメ問題を取り扱った直後、泉ピンコは一転して自分の出演する番組を声高に大騒ぎで宣伝し、必死に笑いを取っていた。
イジメ問題の深刻さを理解していれば、死者への弔いの思いがあれば、そしてテレビを見ているかもしれない自殺者の親兄弟を考えれば、次のコーナーで馬鹿騒ぎはないだろう。
イジメで自殺者が出ているのに酒を飲んだ教育委員会と、イジメで自殺者を扱った直後に馬鹿騒ぎコーナーを放送したTBSと何の違いがあるのか。

人のやったことへは口を極めて罵り、「自分だけは正しい」との認識で善意を押し付ける泉ピンコやTBSは、自分のやっていることの矛盾は気がついていない。