昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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あぁ!箱根駅伝

この数年間は正月に海外にいることが多く、今年久しぶりに箱根駅伝の往路復路二日間を堪能した。
駅伝は長時間にわたる放送の割には変化に乏しく、外国人には総じて評判が悪い。
一方、我々日本人は、タスキで繋ぐチームの固い結束や、ランナーの表情の変化や、たまに訪れる順位の変動に人生を照らし合わせ、こちらは総じて駅伝大好き人種である。

今年も都合14時間近く、日本テレビの放送に付き合ったことになる。
往路は、5区順天堂大学、今井の力走が全て。
復路は、このまま順天堂が首位を譲らず、トップ争いでは見るべきものが少なかった。

しかし、例年の事ながらシード権争いは激しい。
とにかく10位と11位では雲泥どころか、天国と地獄の差がある。
優勝が狙えなくなってしまった強豪チームは、シード権だけは手放すまいと必死の形相でタスキを繋ぐ。
10位をめぐって筋書きのないドラマが演じられているのは、やっている方は大変だろうが、見る方も結構辛い。
途中からは、独走の首位争いよりも、シード権争いのほうを注目してしまった。
残念ながらシード権を取り損ねた城西大は、是非とも来年こそ優秀な成績が残せる事を祈念する。

余談を二つ。
箱根駅伝を走る事が出来るのは、一年にわずか200人。ランナーは大変なエリートたちで、甲子園球児よりも確率は低い。
そのエリートの一人は、僕の友人の息子で、三年連続で箱根を走った。
ただ家族にとっては大変らしく、エントリー変更などがあるので、事前に他人には絶対に自分の息子が走る事を言えないとコボシていた。

また、今年のサッポロビールのコマーシャル「欲しいものは作るしかない」はなかなかの傑作。
ミュージカル仕立てで、メロディも覚え易く、ついつい一緒になって歌ってしまった。
ビール商戦では苦戦が続くサッポロビール、久しぶりの快挙!

正月の退屈しのぎには箱根駅伝は欠かせない。