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東京都知事選、石原慎太郎が少し弱気?

昨日22日東京都知事選が告示され、石原は、都知事8年間の実績と、オリンピック招致による日本全体の求心力強化を訴えていた。
何と全く予想外にも、松沢成文神奈川県知事と、上田清司埼玉県知事が応援に駆けつけ石原の実績をサポートするなど、先ずは順風満帆の船出だろう。

しかし、エッと驚いたのは、「思わぬ苦戦を強いられていますが」と切り出した所信表明演説だ。
あれほど強気の石原が、自ら都知事選で苦戦を認めるのは珍しい。
若く見えるが、石原慎太郎はもう74歳。
いくら最近は元気のいい年寄りが増えたとは言え、今から4年間と知事の激務をこなすにはいささか薹が立っているし、諸々の行状を批判され、不用意な発言も続いたのでやや自信喪失の部分があるのだろう。
また、オリンピックで道路を整備し、東京の渋滞を緩和するなどは、40年近く前の東京オリンピック時代と同じ旧態依然の政策である。
今後、息子の石原伸晃や石原軍団などが大挙して応援するのだろうが、石原都政二期目で顕著になった公私混同が透けて見えるので、「ドーモナァー?」と感じてしまう。

僕は、東京都の財政建て直しを花道として、石原は今回の都知事選を辞退すればよかったと思っている。

しかし、では「誰が次の都政の担い手か?」と聞かれれば困ってしまう。
まさか、浅野や黒川を応援する気にもならない。
シャレッ気で言えば、「渋谷ハチ公前は、今や若い人の間ではドクター中松前と言われているそうです」とやった、ドクター中松を応援したいが、これまた可能性はゼロ。
桜金造に至っては、「生活保護を申請した人は全員認める」と無茶苦茶なバラ撒きを宣言するなど、政治オンチの馬鹿丸出し。

無責任に予想すれば、結局は、石原と浅野の隠れ自民党と隠れ民主党の争いになり、最後は石原が勝つのだろうなァ。