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捏造番組「発掘!あるある大事典Ⅱ」の責任の取り方

関西テレビは、捏造番組を放送した事で日本放送連盟を除名された。
また、ズラ見え見えの千草宗一郎社長は、ついに観念したのか辞表を表明した。
納豆がダイエットに効果があるかのような放送をしたため、一時期スーパーマーケットの店頭で、納豆の売り切れ続出が発生したのはわずか数ヶ月前。
関西テレビにとっては、随分と高くついた捏造番組だった事になる。

しかし、捏造番組は「あるある大事典供廚世韻任呂覆ぁ
TBSもまた、みのもんたの「朝ズバッ!」で、「不二家が賞味期限切れで売れ残りのチョコレートに牛乳を混ぜて再生産し出荷している」とのでたらめ報道をした事を認めた。
証言した社員が10年以上も前に不二家を辞めていた事や、工程上牛乳を混ぜる事は絶対にない事が判明し、ついに自らのインチキ報道を謝罪していた。
他局の番組を痛烈に非難していたみのもんたの番組でも同じような捏造をしている。

そもそも、ほとんどのテレビ番組は、大なり小なりヤラセや捏造があるはずだ。
あるいは、視聴率をとる為に、針小棒大に番組を構成している事は常識だろう。
我々は、テレビが全て本当のことを放送しているとは思ってはいけない。

少し視点が違うが、NHKの歴史検証番組でも、果たしてどこまでが事実で、どこからは想像なのか分からない。
歴史など、元々証拠になる資料は少ないのだから、後は個人の想像力で空白を埋めていく事になるのだが、当然人それぞれで全く結論が変ってくる。
あくまで、製作者や作者の個人的考えで歴史が語られているのであり、これは捏造とは言えないかもしれないが、ある意味「あるある大事典供廚諒儼船弌璽献腑鵑箸發い┐襦

いかにも日本的に、今回関西テレビの社長が引責辞任して一件落着では、今後はテレビ局内での締め付けが強まり、現場は萎縮してしまうだろうし、何より、テレビ番組が全く面白くなくなってしまうだろう。
あるある大事典供廚鮓て納豆を買い込むなんて、微笑ましい被害ではないだろうか。
僕は、「所詮、テレビ番組なんてお遊び」と割り切っているので、国を挙げて関西テレビを断罪しているのは大政翼賛会的な体質と思ってしまう。