昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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銀座のホテルで送別会

昨日で仕事が変わった。

昨日午後の臨時会議で、若返りを標榜した新たな体制が認められスタートした。
旧体制の構成員だった僕は、これで正式にお払い箱、別の会社に赴くこととなった。

僕の所属した事業部からも合計七名が転出する事となり、各々別々の事業部へと変わっていった。
昨晩は最後の送別会が催され、銀座のホテルで合計80名が集まって別れを惜しんだ。
合計二時間、幹事によって凝った催しとなり、大いに盛り上がった。

最後に促された僕は、
「皆さん、今日は本当にありがとう。今まで結構神経を研ぎ澄まされる毎日でしたので、何とか大過なく仕事をやり遂げた安堵感があります。厳しい業務ですが、後を継ぐ人たちの努力によって、もっと良い事業にしてください。」
と挨拶し、お開きとなった。

花束贈呈、記念写真の後、入口のドアまで全員が並び、一人一人と握手し会場を後にした。
ずっと一緒に仕事をしてきた女性は、わざわざ車の所までついてきて、「楽しかったです。ありがとうございました。」と、はなむけの言葉をかけてくれた。

今まで、ただ一筋に事業に取り組んできたのだが、今後は全く違った分野へ進む。
今までの事業規模から見ればおおよそ三分の一程度なので、少し責任の大きさが減るが、初めての分野なので自信満々というわけではない。

しかし、わざわざ最後にホテルの一室を借りきってまで送別会をやってくれた後輩たちには感謝感謝の思いだ。
彼たちの友情や思いやりにこたえる為に、もうひと花咲かせよう。
昨日の送別会は、ともすれば暗くなりがちの僕の気持ちを奮い立たせてくれた。

持つべきは仕事仲間と友達。