昨日、差し戻し控訴審で相変わらず犯人のＦは、荒唐無稽、聞くも馬鹿馬鹿しい論理で、自らが心理的に正常ではなかったことを印象付けようと努力していた。
しかし、どう足掻いてもこの馬鹿男が死刑を逃れる可能性は薄いだろう。
被害者母子の夫であり、父親でもある本村さんの無念さが消え去るわけでもないが、それでも司法の判断としては、高裁までは無期懲役だった事を考えると、最高裁によって差し戻された事はせめてもの慰めにはなったのではないだろうか。
犯人は死刑になれば二度と犯行はできなくなる。
しかし、この事件に関わった弁護士連中となるとそうもいかない。
彼等弁護士連中は、確信犯であり、今回の犯人Ｆの供述にも深く関り、死刑判決を避ける為に必死にリードしている。
こんな弁護士連中が存在すれば、次に同様の事件が発生した時に、今回と同様の手法、手段で犯人を生かし続ける努力をするに違いない。
そうすると、何件かに一件ぐらいは、憎むべき犯人がいつの日か娑婆に戻ってくる可能性が捨てきれない。
彼等が自らの行動が社会正義からかけ離れている事を自覚しない限り、我々にとって危険極まりない連中を助ける努力を続ける事になってしまう。
僕は、この事件の犯人は、死刑でも足りないようなどうしようもない男と思っている。
おそらく、今回の差し戻し控訴審で死刑判決が確定すると信じている。
しかし、それだけでこの問題に幕を引いてはいけないとも思い始めた。
むしろ、今後に禍根を残したのは、この事件の弁護士連中であり、彼等の弁護活動こそ、今後注目し続ける必要があると確信した。
