昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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聞くに堪えない、光市母子殺人事件の犯人F

毎回、裁判のたびに腹が立って仕方がない。
自分の犯行は母性への憧れだったと主張する、光市母子殺人事件の犯人F。

殺害に至った心の揺れを細かく証言した。
要は、本村弥生さんへの憧れと、ゲーム感覚から発生した事件であり、殺意も強姦目的もなかったと言いたいらしい。
不安定な精神状態で行われた「行為」なので、責任の所在を問えない。よって無罪、が弁護団の作戦であり、犯人Fはこのシナリオに沿って懸命の演技を続けているのだろう。

しかし、何年も前の、犯行に及ぶ直前の精神構造を鮮明に覚えている方がおかしい。
どう考えても、後になって、必死にその時の気持ちを取り繕い、合理化しているとしか考えられない。

聞けば聞くほどあきれはて、果ては我慢ならないほど腹が立つような証言を繰り返す弁護団と、犯人Fについては、もういい加減にして欲しいものだ。
元々今回の控訴審は、最高裁によって「死刑判決を免れるだけのものがない」即ち、「死刑にすべきではないか」と差し戻された裁判のはずだ。

今さら、当時の犯人の精神状態をあれこれ論って、最後は「精神的に未熟だったのでごめんなさい」のような言い訳など聞きたくもない。
死刑制度反対の弁護士集団が、寄ってたかって作り上げた今回の論理構成も、最初の裁判で主張されていたらまだしも、これまた「今さら何を言っている」と言いたくなるような噴飯ものでしかない。

犯人Fは少年法に守られ、死刑判決はないとタカをくくっていたようだ。
しかし、冷酷非道の犯行に及んだだけでなく、その後一切反省せず、醜く死刑を逃れようとあがいた罪が加算されねばならない。

僕は、彼の行為は、どう考えても、単なる死刑では不充分なほどの罪状と思う。
せめて、サッサと結審して欲しいものだ。