昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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ついでに「横峯良郎のスキャンダル」について

民主党の人寄せパンダ、横峯良郎もスキャンダルで大慌てになっている。
彼の場合、愛人が賭けゴルフと酒癖の悪さを暴露したもので、いずれも国会議員としての資格だけでなく、人間としての品格を問われている。

娘のおかげですっかり有名人になってしまったが、元々、横峯なるオトコは胡散臭さが漂っていた。
彼は、弁護士同伴の記者会見で、女性との一時的な恋愛関係、いわゆる不倫と、少額の賭けゴルフは認めたものの、酒癖については全面否定した。
彼の今までの行状から見れば、少額の賭けゴルフで済んでいたのかは極めて疑わしい。
「10年前に5千円ほどを賭けて」と弁明した内容を信じている人はいないだろう。
彼は、平均スコア85程度で「見かけほどはゴルフがうまいわけはない」らしいのだが、賭けゴルフに関しては、立候補のかなり前から噂になっていた。

僕は、彼が単なるタレントで愛人を囲っていたのなら、さほど問題ではないと思っている。
酒癖だって、報道されているような一気飲みの強要や体への落書きなどは、世間では至ってありふれたもので、品性下劣さはともかくも、目を吊り上げて糾弾するようなものではないと思う。

民主党が、彼を比例代表候補として引っ張り出した背景に、娘の横峯さくらを育て上げた「強く頼りがいのある父親」のイメージがあった。
彼は、選挙期間中は、妻を伴い、家庭円満をアピールし、そのイメージに騙され、多くの人が彼に投票したのだが、その反面、昨年のある時期まで、今回告発した女性と付き合っていたというのだから、これは嘘をついた事になり、投票した人への裏切りである。(もっとも、表面的なイメージで横峯良郎に投票した人も、その軽率さは問題ではあるが…..)
あと六年間も任期があるのに、今回のスキャンダルで、彼が今後国会議員として活躍できる場はほとんどなくなってしまった。
横峯はスキャンダル前にも、おっちょこちょい丸出しで問題発言をしていた。
議員になる為に、真面目に勉強したわけはなく、単に浮動票稼ぎに起用されただけなので、本人の為にもまた民主党の為にも、姫井議員と同様にさっさと辞職すべきだ。

一方、手切れ金を要求したと言われた彼の愛人の飲食店経営者には、女のズルさと強かさを感じてしまう。
電話インタビューで、「謝ってほしかっただけ。金銭要求はしていない」と泣きながら訴えていたが、これもまた怪しい。結局は、選挙への準備を始めた横峯に対し、一時的愛情(?)の代償として500万円を要求したが折り合いがつかず、彼が当選した為に一挙にニュースバリューが高まったので週刊誌にネタを売り込んだのが今回の顛末劇だろう。
また、賭けゴルフにしても、「嫌がったのに無理強いされた」と、負けた後グズグズと恨み事を並べているが、最初から全く勝てないのなら絶対に断るはずだし、「ひょっとしたら」とのスケベ心があるからこそ、一打一万円の賭けに乗ったのだろう。
被害者を装っているが、まぁどっちもどっち、タヌキとキツネの化かし合いに違いない。