昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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断末魔!全くキレ味の消えた安倍首相

フラフラしながらも、何とか船出した改造安倍内閣
案の定、一週間で挫折。
三人の経験者に断られた挙げ句、やっとの事で絶対に農林大臣になりたくなかった男、遠藤武彦を任命したら、予てからの不祥事の始末を忘れていたらしく、出戻り農林水産大臣への交替と、全くのドタバタ劇。

さすがに安倍首相も精いっぱいの渋面で、ぶら下がり記者に質問されてもノーコメントを貫いた。
今回の記者会見でも、自らの責任についてはまるで無関心を装い、「すべては遠藤大臣の判断」と繰り返した。
今回は、「自分の政治色を徹底的に押し殺し、閣僚候補の徹底的に身体検査をしたはずなのに」と、安倍首相の心中は、直近のアジア歴訪へも同行させず、身体検査を任せた、側近井上義行首相秘書官への恨み節で煮えくりかえっているだろう。

しかし、選挙前から鈍化が目立っていたが、安倍首相のキレ味は、参議院選挙で大敗したことで、全く見えなくなってしまった。
自信なさげに、伏し目がちに、紋切り型で答弁を繰り返す安倍首相。
もはや、強いリーダーのイメージはどこにもない。
思うに、最初から参議院選挙結果の責任を取って辞任していれば、ここまで評価が下がる事はなかっただろう。
選挙運動中は「小沢か安倍か」と見栄を切ったのに、大負けした為に、「民主党ともよく相談しながら」と、醜いばかりに政敵に秋波を送らざるを得ない。
政治家としては自殺行為の様な「あいまい戦術」とやらで、靖国神社への参拝も見送ってしまった。

自民党総裁選挙を勝ち上がった時の勢い、輝きはどこに消えたのだろうか。
若きタカ派、保守政治のプリンスの地位を捨て去ってまで、何が安倍を首相の座に拘らせているのか。

ここまで鈍らになった安倍首相。
老婆心ながら、「これ以上のあがきは、政治家として致命傷になってきますヨ」と言いたい。