昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

日頃の思いや鬱憤を吐露!無礼千万なコメントは削除。

北朝鮮寄り政治家、山崎拓の野心

下半身スキャンダルで変態扱いされ、選挙に落選した時点で政治家生命が終わったかと思われた元自民党副総裁山崎拓だが、最近妙に張り切っている。

彼は元々、北朝鮮と、いかにもいかがわしいコネクションを持っていた。
小泉政権下で北朝鮮への圧力論が強まると、必ず対話の重要さを訴え、独自ルートで北朝鮮の懐柔をはかったりして、大変評判を落としたはずだった。
無論、圧力路線の推進者安倍政権では全くお呼びがかからず、すっかり政界のお邪魔虫扱いだったが、安倍が参議院選挙で大敗し影響力が大幅低下、初心を捨て去り挙党一致内閣を組閣した時に、それまで冷遇されていた山崎派閣僚を送り込む事に成功、一定の影響力を持った。
そして、今回の安倍晋三乱心劇の結果、福田康夫支持の中心人物として政治の表舞台に復活してきた。

しかし、元々が得体の知れない胡散臭い政治家なので、喋る機会が増えれば必ずボロを出す。
今回の北朝鮮核実験に関する発言など、まさに山崎拓なる政治家の本質そのものが出たものだ。
彼は、北朝鮮の核実験を「核保有がはっきりしたという意味でやらせてよかった」と言った。
北朝鮮が核を持っていると分かって、何が良いのだろうか?

山崎拓は、「北朝鮮が核を保有する強国だから、日朝交渉では相手を恐れ敬わなければならない」と言いたいのだろう。
北朝鮮を必要以上に過大評価し飾り立てる事で、自分が独自の交渉ルートを所有するがいかに素晴らしいかを自慢したいに違いない。

そもそも、北朝鮮を国歌として認めていいものかすら議論があるはずで、わずかに韓国の盧泰愚金大中や、山崎拓みたいな例外を除けば、国際的には今の北朝鮮金正日頭目とした武装犯罪集団でしかないとの見方が主流のはずだ。
現に北朝鮮は、国家犯罪の日本人八人拉致は認めたが、ほかにも多数の国からの拉致犯罪、海外でのテロ行為、覚醒剤、偽薬、偽札、偽煙草等を国家単位で製造密売している事は公然の秘密だ。
何度も北朝鮮に足を運び、前向きの対話を主張する山崎拓は、何らかの北朝鮮利権につながっているとしか思えない。

北朝鮮の核保有目的ははっきりしている。
「核を持っているゾ。言う事を聞かないと暴れるゾ」と凄み、国際的孤立を避けるだけでなく、あらゆる支援を受けようとするもので、まさに盗人猛々しい連中なのだ。
こんな国に取り入り、北朝鮮に有利な日朝交渉を主張する山崎拓北朝鮮礼賛の表れが今回の発言で、本音では、「北朝鮮が核を持ってよかった」と言いたかったのだろう。

次期首相となった時に、福田康夫がこんな何とも胡散臭い政治家を暗躍させる事だけは勘弁してほしい。
よって、今回の山崎拓の発言を徹底的に問題視し、厳しく批判したい。