昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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大麻で関東学院大ラグビー部が大変だが

関東学院大ラグビー部の現役選手たちが大麻を吸っていたことで、名匠春口監督が引責辞任をした。
全く無名の大学を日本一チームにまで引き上げた指導者なので残念に思う反面、100人を以上もメンバーがいて、しかも20歳前後のそれなりに大人達の私生活まで把握できるのだろうか。
末端構成員のすべての行為にも監督責任を問われる責任者は大変な仕事だ。
会社ならば、社長はその責任の重さゆえに給料も一番高い。
いわば責任と報酬が見合っているのだが、大学ラグビー部の監督の給料など大した事はないはずだ。いわば、好きだからこそ手弁当に近くてもまっとう出来る仕事なのに、教え子の不始末の結果とはいえ、春口監督は無念やるかたない思いだろう。

ところで、大麻を所持したり吸ったりすると大麻取締法で処罰される。
結構な重罰のようだが、大麻はそんなに悪いものなのだろうか?
覚醒剤使用は、人格の全てが損なわれ、且つ再犯率が極めて高い。
暴力団の貴重な資金源でもあり、あらゆる面で言い訳の聞かない犯罪行為なので、重罰を科すべきだ。
今回も、三田佳子の息子や、銀桂淑が覚醒剤使用容疑で逮捕されたが、全く同情の余地はない。

しかし、大麻を使用して他人に迷惑をかけたとの話はほとんどない。
芸術家などが、密室でひそかに大麻を吸引することで感性が鋭くなるとの話もあるが、一方では他の麻薬のような中毒性は少ないとも聞く。
今回の関東学院大の大学生も、「ヤクが切れた」状態で暴れたとの話も聞かない。
海外遠征で入手した大麻を使用してしまい切れたので、自分達で栽培したらしいのだが、何とも悠長な罪なのだ。
現に大麻が合法の州もある。
そこでは、言ってみればタバコのような扱いなのだろう。
タバコは、今でこそ民営化されているが、国家的な事業として認定され続け、健康に悪いのは百も承知の上で、大量の愛煙家が存在する。
妊娠中に大麻を吸うと、お腹の子供に悪影響があるらしいが、これはタバコも同じだ。
タバコは公衆の面前でも大きな顔で吸う事が許されており、それで周りの人の健康を害していると問題となっているが、大麻を公然と吸う人はいない。

僕には、タバコは良くて大麻はダメな理由が分からない。