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一発屋芸人「小島よしお」について

今年大ブレイクした芸人小島よしお。
海パン一つの裸で「そんなの関係ねぇ!」「おっぱっぴー」を連呼し爆笑を誘う。
「そんなの関係ねぇ!」は新語・流行語大賞のトップ10を受賞した。
しかし、その表彰式でまるで浮きまくり、今までこの賞を受賞した先輩芸人同様、間違いなく一発屋と思われている。

確かに、あのギャグが飽きられた後も生き残るのは難しいと感じさせる。
お笑いの場合、キャラが濃い程飽きられるスピードも速い。
馬鹿をやっていながらも、どこかで一瞬でも知性を感じさせる面があればいいのだが、それも皆無なので、その点ではよくぞ年末まで持ったとも言える。

ところで、この小島よしおは早稲田大学商学部教育学部に合格、広末涼子のいる教育学部に進学した、ソコソコのインテリ芸人である。
しかし、最近の早稲田大学生の質が低下しているのか、はたまたこの男が全くのマグレで試験に受かったのかはわからないが、とても最高学府を卒業したとは学生とは思えない場面を見てしまった。
昼の番組に出演した小島よしおに司会者が家族について質問した時、彼は、「お母さんは云々」「お父さんは云々」と、自らの両親を敬語で紹介した。

僕は、人となりを見る時、これだけは許せないとの拘る点が少なからずある。
例えば、どんなに素晴しいファッションに身を包んでいても、靴が汚れている人、あるいは爪が汚い人。
ジャケットにフケが付いている人。
歯が汚い人。
(これはある程度仕方がない事かもしれないが、笑うと歯茎が出る人も駄目)
そして、電車の中で化粧する女性。
これはどんなに良い物を着ていても、これだけで百年の恋も冷めてしまう。
そして、それ等と同列にあるのが、自分の家族に敬語を使う人だ。
学歴がどうであれ、「お父さん」「お母さん」と使った瞬間に、その人の知性を疑ってしまう。

寿命の長い芸人には共通項がある。
単に馬鹿だけをやっているのではなく、社会の深層に潜む真理を見極め、知性を隠し、批判的に表現する能力を持つ芸人。
「一般大衆の批判的な不満を、面白おかしく表現してくれる芸人」はなかなか飽きられない。

敬語使用についての常識が欠落している小島よしおは、果たしていつまでテレビに出続ける事が出来るのだろうか、大変疑問だ。