昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

日頃の思いや鬱憤を吐露!無礼千万なコメントは削除。

小泉に捨てられ困った中川秀直、小池百合子、小泉チルドレン

26日の国内は朝から小泉純一郎の引退騒ぎ一色となり、麻生新首相が強行日程までして拘った国連演説さえも霞ませるほどの大騒ぎとなった。
小泉の思う壺だろう。

しかし、実は今一番困っているのが小泉の神通力頼みだった中川秀直小池百合子とチルドレン連中だ。
お馬鹿さんチルドレングループの代表格、佐藤ゆかりは能天気に小泉の引き際を褒めていたが、もう一人の片山さつきも「小泉さんの改革路線はバッチに関係ない。これは何かの始まりです。間違いなく!」と、これまた見事なまでのトンチンカン発言。
「間違いない!」と言い切るのだったら、「何かの始まり」とかの抽象的表現ではなく、もっと確たるもののはずだが、それを言えないのが辛い所だ。

早い話が、佐藤も片山も小泉のバックアップがなければ、次回の選挙では当選する事すら危うい候補者でしかない。
小泉の裏切りがこれほど明白な事ここに至っても、小泉のリーダーシップしか頼るものない情けなさなのだ。
国会議員として自分の将来が見えなくなってしまっているのに、親分の裏切りを非難すら出来ずひたすら縋り付くしかないとは、可哀相を通り越して(二人がもう少し殊勝な女性だったら抱きしめてあげたい程の)哀れを誘う。

もう一組の困ったさん代表は、恩人の森喜朗に逆らってまでも自民党総裁選を戦った中川秀直小池百合子のタッグチームだ。
何せこの二人、戦局は麻生絶対有利にも拘らず、小泉の支援さえあればかなりいい勝負になり、万一負けたとしても小泉を領袖に抱いて新党成立を画策すれば、間違いなく政界のキーパースンであり続けることが出来ると思い込んでいた節がある。
小泉が遅れて支持を表明した時、小池は「チョー嬉しい!」と軽薄丸出しに喜んだ。
まさに、我田引水の極みのような情勢分析しか出来ない事がバレバレになっている。
しかし、こんなに見捨てられるのなら、主流派に逆らってまで立候補し、惨めな票数しか集められず大恥をかくことはなかったとの恨み節が聞こえてくるようだ。
中川は、「冷や飯を食わされるなら良い方、当分は冷や飯さえ食えないかもしれない」と自信喪失気味らしい。

全員先を見る目がないと言ってしまえばそれまでだが、誰もが小泉に踊らされ、小泉に捨て去られたのだから、誠にご愁傷様だ。