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中山成彬は信念の人か、馬鹿なのか?

就任三日後に大失言を連発した中山成彬国土交通相が辞任した。
開いた口が塞がらない程の失言だったので、誰もが止む無しと考えている。
むしろ野党から政争の具として使われる事から、味方のはずの与党自民党公明党からも、彼を庇おうとする姿勢は皆無。
まさに孤立無援の状態で大臣の椅子を手放す事になってしまった。
このオトコ、中山恭子首相補佐官の旦那であり、辞任前夜には「女房と相談して決める」と発言していた。
奥方は、常に実に穏やかな笑みを浮かべながらも、北朝鮮に対しては厳しい姿勢を崩さない姿勢から、拉致被害者家族から絶対的全面的な信頼を受けている。
しかしこの夫婦は閨房で二人きりでの会話でも、きっと激しい言葉で政敵を罵りあっているのかと思うと、奥方の顔つきも恐ろしげに見えてしまう。

またこのオトコ、日教組に関しての発言は撤回も謝罪もしなかった。
日教組はガン」
日教組をぶっ潰せ」
国会議員の発言としては大変不穏当で、彼が忌み嫌う日教組や過激派学生のアジ演説のようだ。
事、日教組に関しては恨み骨髄、徹底的に対立する積りのように見える。
しかしこのオトコ、この時の担当は国土交通相であり、文部科学相ではない。
自分の担当分野でもないのに、ここまで激しく罵るのは尋常ではない。

但し、報道2001の黒岩キャスターの、訳の分からない中山成彬批判については異議あり
日教組をガン呼ばわりするとは、がん治療に苦しんでいる患者への差別」とは、まさに為にするモノだろう。
中山成彬は、日教組を日本国を蝕むガン細胞に見立て、このままの教育が続くと日本の将来が危ういと警鐘を鳴らしているものだ。
ガン細胞そのものへの警鐘であり、闘病中のガン患者とは何の関係もない。
彼の主張を正しいと思うかどうかは主観によるが、彼は頑ななまでにそう信じ込んでいる。
だからこそ、彼はあらゆる人達から大顰蹙を買いながらも、日教組に対する発言だけには拘り続けたのだろう。
このオトコの発言と辞任について、麻生首相の任命委責任を問う声もある。
野党連中が、こぞって声高に主張していた。
しかし、麻生首相が責任がある事を認めたとしても、実際は何をどうすればいいのだろうか?
「ごめんなさい」で済んでしまう話ではないだろうか。

中山成彬の失言は許せるのか?麻生首相任命責任はあるのか?中山成彬は信念の人か、馬鹿なのか?
いずれも、真の意味での判定は選挙投票結果でしかない。