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何だかなぁ、星野WBC監督を辞退

星野仙一が、巷間伝えられていたWBC監督就任を固辞した。
しかしこの男、全くもって女々しい。

楽天野村監督によると、10月15日の第1回WBC体制検討会議は、星野を担ぎ出すための出来レースだったらしい。
しかしその後、WBCの主力選手候補イチローが実質的に星野監督反対意見を出すに至り、事態が一転、差し戻しの可能性をはらんでいた。

北京五輪で金メダルどころか三位にもなれなかった星野采配に対して、世間の風は冷たかった。
王特別顧問、加藤コミッショナーを中心に、星野の意中の監督としてまとめようと計らっても、
すぐにブーイングの声が上がる。
その気になっていたとも考えられる星野には、計算違いだったのだろう。
ついに沈黙を破って、自らのホームページで「大先輩である王さんに迷惑は掛けられない」と監督辞退の心境を綴った。

と、ここまでなら「ナルホド」で終わるのだが、星野は続けて長女が心痛で入院し、「パパ、ユニホームはもういやよ。こうまで悪者にされて。もう長生きすることの方を考えてちょうだいと言われた」と、まるで自分は被害者のように書いている。

「悪者にされた」とは何たる言いぐさ!
北京オリンピックでは金メダル以外はいらない」と大法螺を吹いたのは一体誰だ!!
不可解采配の結果、キューバにも韓国にも一度も勝てなかったのは誰の所為だ!!!

日本中に期待感を持たせながら結果が惨憺たるものであれば、指揮官たる者は当然ながら批判される。
逆に言えば、結果が出なかった時に責任をとるのが指揮官の任務なのだ。
それを星野は、敗戦を審判の所為にした。
これでは指揮官失格と断じられる。
だからこそ、世論は星野のWBC監督就任に反対している。

星野は、娘が病気になったのは世間の悪口の所為で、その娘が反対しているから監督にはなれないと言いたいようだが、何とも女々しい。
いよいよ、その昔大いに持て囃された「オトコ星野」の化けの皮が剥がれてきた。