夏を経て、庭の木がすっかり茂ってしまった。
昔は自分で剪定していたが、切り取った枝と葉の処理に困るので、昨年から業者に頼んでいる。
しかし狭い庭なので一日もかからない。
昼休みの１時間を挟んで、１０時から２時までで終わった。
ところで剪定を前に、自慢の盆栽が痛まないようにと、数鉢を部屋に運んだ時に腰を痛めてしまったようだ。
その後、前に屈んでも、座った後立ち上がるにも腰が痛くて仕方がない。
今まで、腰痛とはほとんど無縁だったが、最近では重いものを持ったり、長く歩いたりすると些か腰に違和感を持つ事が増えていた。
ところが今回は、従来とは比較にならないほど重症のようだ。
何せ、簡単に動けない。
立ち上がるのも、ゆっくりと腰に負担がかからないようにしないと危ない。
明後日は、我がホームコースのメジャークラス月例にエントリーしている。
最近は真面目にハンディキャップ削減に取り組んできた積りだが、こんな調子では出場すら覚束ない。
明日一日あるので治療に専念したいが、これほどの腰痛は初めての経験なので先行き不安で仕方がない。
年寄りの冷や水。
二度と重い物は持たないようにしたいが、年に数回は盆栽の手入れが必須なので如何ともしがたい。
腰は痛いし月例に参加できるかも分からないし、全く憂鬱極まりないが、庭の木はさすがにプロの技で見事に剪定され、小春日和の日光が燦々と降り注がれる。
せめてもの憂さ晴らしが日向ぼっことは、我ながら年をとったものだ。
