昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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株価下落が我が家の経済を直撃??

会社でも夜の宴席でも、最近の株価下落が話題になる。
まさかこんな事態は想定外なので、「この一カ月でいくら」とか、「この一週間で…」とか、貧乏サラリーマンの嘆き節が止まらない。

先輩H氏は、自社株を買い増し、更に端株まで買ったとの事で、既に数百万円の上の単位まで損したと嘆いている。
別の先輩S氏は、「今まで黙っていたが、実は5百万円ほどイカれた」と告白した。
いずれも、今や「毎日の新聞を見るのが恐ろしい」と、すっかり自信喪失気味だ。

先週末は、いささか弱含みながらも7千円割れした最悪期を脱したので、今後に期待感を持ちながら成り行きを見守る事になるのだが、それにしてもみるみる財産が目減りしていく様は一般庶民にとっては心穏やかに過ごせる事態ではない。
世界中で同じような境遇の人が急増しているわけだから、景気回復はかなり先の話になるだろう。

先の大損二人組に対して、「実は、ところで…」と我が家の状況をカミングアウトした。
ご多分に漏れず、我が家も株価暴落の影響を受けている。
妻がへそくりの積りで、ネットを通じて二種類の株を購入していた。
そして今回の最悪期には、おおよそ10万円の含み損が発生していた。

その事を聞いた二人組の反応は全くの予想通りに「フン!」だったが、当方からあなた方は今こそ損をしているが、儲ける時も数百万単位。
こっちは例え利益が出ても10万円」と説明したら少しは機嫌が直ったようだ。

ところで、今後の世界経済はどうなってしまうのだろう。
原油価格は下がる事なく200$になると予想していたのは、わずかに3か月前。
その後は急降下を続け、今や60$以下になってしまった。
銀行の預金金利など無いに等しいので、せめて老後の暮らしを少しでも楽にしたいと株投資したのが裏目に出ているのだが、これもまた自己責任と片付けられるのだろうか。

10万円の含み損を抱えながら、世の中の憂うる今日この頃でした。