昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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台湾新幹線で台南まで

台湾は親日的な国なので、新幹線も日本式を導入している。
正式名は台湾高速鉄道
当初予定よりも遅れたが、2007年に開業した。
今回、台北から台南まで出かけるのに、初めて新幹線を利用した。
おおよそ30分毎に出発しているし、台南までは2時間かからない。
台北で午前中仕事、午後13:30発で目的地に向かい、夕方18;17台南発で戻れば20時には台北到着。
台湾のほぼ全土で、一日で仕事が出来るとは便利になったものだ。
台北を出発すると10分もしないうちに最初の板橋と言う名の駅に停車する。
そこから20分もしないうちに次の桃園駅に停車。
日本で言えば、東京発で品川、新横浜に停車し、名古屋まで乗っている感じ。

窓から見える景色も、やや牧歌的ながらも名古屋行きに良く似ている。
新幹線の中は日本とほとんど一緒。
テロップでニュースが流れるのはまるで同じ。
ただ列は、進行方向の左が二列、右が三列なので、日本とは逆。
日本では一人だが、台湾ではかわいいお嬢さん二人組みがカートを押しながら車内販売する。

スピードは恐らく日本以上だろう。
しかし、まるで時間に正確に運転している。
この辺の几帳面さは日本人とよく似ている。

料金は無茶苦茶に安い。
自由席なら台北から台南まで二時間乗って4000円程度。
日本では名古屋までの時間なので、その安さ程度が分かる。
台湾人も並んで待つのは苦手のようだが、社内では静かで中国本土に比べるとマナーも良い。
台湾新幹線はなかなか快適だ。

到着した台南の気温は25度以上。
肌寒い台北からわずか二時間先の台南は、蘇鉄の木が立ち並ぶ南国調の町だった。