実は今朝がたマレーシアから帰ってきた。
誰も仕事とは思わない観光地ペナン島へ行ってきたが、例によって一泊三日の強行軍。
そして、かの地へ到着するや否やさっそく「骨肉茶」を食べに行った。
かなり生々しいネーミングだが、「バクテー」と読む。
屋台料理だが、初めて食べたのはシンガポール。
見た目はどす黒いスープの中に豚肉や椎茸、ミートボールが混在し、どうにも食指の伸びるような食べ物ではない。
ところが、おっかなびっくりで食べてみると、これが独特の味で、なんとも味わいがある。
マレーシアに移動した後、「シンガポールで、漢字で骨と肉と何とかのうまいもの食べた」と自慢したら、さっそく「それはマレーシアがオリジナルのバクテー」と指摘された。
マレーシアでは人気投票もあるらしく、毎年バクテー店ベスト１０が発表されるとの事。
料金は、大衆料理なので安い。
マレーシア人は、家族揃って人気店に行くのが楽しみらしい。
日本のラーメン店とよく似ていて、客が多い店ほどうまい。
あっさり味やこってり味、店によってベースのスープが違う。
漢方薬も入っているとの事。
今回は２４時間の滞在で、ホテルでの朝食の除き、なんと三店をハシゴし、すっかりバクテーを満喫してきた。
