昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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毎年、年をとるものだ!

我がホームコースの平均年齢は、何と65歳!
しかも、毎年0.9歳ずつ増えているらしい。
ある年配になり、ゴルフをやめ会員権を手放す人が増えると、平均年齢の若返りが進むはずだが、我がコースではいつまでも年寄りが幅を利かせている。

90歳を超えてもゴルフを楽しみに来る人が二人。
一人は、最近腰が悪くなったとかで半年ほど姿が見えないが、もう一人は、ほぼ毎週コースに現れる。
しかも自分で車を運転して。
ゴルフの時も運転中もまっすぐに前しか見ていない。
自分のショットが済むと、スタスタを歩き始める。
だから同じ組の人は、常に気を配っていなければならない。
それでも元気に歩いてプレイし、その後風呂に入るとまた元気に帰宅する。
我がコースが誇るメンバーの一人だ。

先般、すべて70歳以上のお三方とパーティーを組んだ。
その中の一人が僕に対して、「○○さん、あなた年はいくつ?」と聞かれたので、「今年で××歳になります」と答えると、「エェ~ッ、若いネェ」だって。
そんな事、もう何十年も言われた事がない。
最近じゃ、「アァ、我ながら老け込んだもんだ」と嘆く事が多かったが、まさか「若い」と言われようとは思わなかった。
「いやぁ、ワシがあんたの年のころは、今の倍以上は飛んでいたなぁ」と懐かしがるが、今でも十分の飛距離を出している。
歩くスピードも速い。
ショットもパターも早い。
話す内容は軽妙洒脱。
「こんな年寄りになりたい」と憧れる人達だった。

どんなに抗っても、誰でも必ず毎年一歳ずつ年をとる。
栄華を極めた中国の皇帝でも、不老長寿の妙薬を入手する事はできなかった。
しかし僕の周りには、いつまでも元気いっぱいの人生の先達がたくさん存在している。
いつまでも、このような人達と一緒にゴルフをしていたいものだ。