昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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西松建設からの違法献金の顛末は?

西松建設は決して一流の建設会社ではない。
準大手と言われているようだが、そんな会社が大手に伍して注文を取るためには、違法行為に手を染めざるを得なかったのだろう。

今までの捜査で分かっている事は氷山の一角だろうから、真相が明らかになるにはかなりの時間を要するだろうし、はたして全容が解明されるのかも心もとない。
ただ、責任のなすりつけ合いは始まっているようだ。

今回のやり方は、西松建設が違法献金を始めた1995年に、当時の総務担当役員だった国澤幹雄元社長が始めたとされている。
ぼくは、間接的だがこの人を知っている。
外為法で逮捕されているが、素顔の彼は極めて紳士的であり、決してワルとは思えない。
彼の取り巻きは、「元社長は、本当はあのような献金には反対だったが、周囲が暴走した」みたいに彼をかばっている。

どっちが本当の事なのかは知らない。

しかし、二大政党の片割れ、小沢代表の第一秘書が逮捕されたような大事件だ。
しかも自民党への波及も確実視されている。
まだまだ落ちつき先が見えない。

それにしても小沢の金をめぐってのスキャンダルは、田中角栄以来のDNAだろう。
次の総理大臣確実と目されながら、今回の献金問題で説明責任を果たせない場合は、議員辞職にまで発展するに違いない。
麻生自民党がひたすら待ちわびた、民主党の自滅的エラーをまさか代表自らが仕出かすなんて、話がドラマチックすぎる。
後は、自民党内部のしっぽを切って、一気に解散総選挙に打って出るチャンス!!!

なのに麻生首相は、相も変わらずカッコツケに終始している。
やはりこの人は、勝負師ではない。

日本の政治家の資質を疑う事件が続き過ぎる。