昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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もうすぐ定年、年をとったものだが。

年をとると時間がたつのが早い。
実際はそのような気がするだけで、時間はいつも変わらず経過するものだが、若い頃「早く大人になりたい」なる歌が流行った時代が誠に懐かしく感じる。

そして間もなく、運命の定年を迎える。

僕が小学校の頃には、
「村の渡しの船頭さんは、今年六十のお爺さん。年をとってもお舟を漕ぐ時は元気一杯櫓をこがす。それギッチラギッチラギッチラコ」
唱歌があった。
六十歳で元気に仕事をしている人は希少価値そのもので、歌にまでなったものだ。

若い頃は、定年近い人達はとんでもなく爺ィに見えた。
しかし自分がそうなって見ると、「まだまだ若いモンにゃ負けん」と思っている。
最近の年寄りは総じて元気だ。
おそらくこの50年間で、年寄りの社会適応性は20年分ほど若返ったのではないだろうか。

不肖私メ、これといった持病もなく健康には恵まれている。
そこで、もうしばらくは仕事をしようと決心した。
実は、今まで仕事が楽しいと思ったことはない。
仕事に出かける日はいつも、休みが来るのが待ち遠しくて仕方がなかった。
一週間がブルーマンディの月曜日で始まり、TGIFの金曜日で終わる。
週末には、休日のゴルフの予定や、趣味の時間の使い方を考える事が一番の楽しみだった。

これはよくよく考えると、全て辛い仕事の一週間を耐えたからこそのご褒美だろう。
であれば、「毎日が日曜日」状態になったら、休みを待つ楽しみがなくなってしまう。
また、仕事のストレスは決して体にはよくないだろうが、一方では刺激のない生活になれば、早々にボケてしまう事が心配だ。

あれやこれやと考えたが、やはり年をとっても働かないとマズイ。
給料の問題ではない。
無論、経済的にも働かないと生活が厳しいし、「多々益々弁ず」で給料は高いに越した事はないが、週に一回ゴルフが出来る程度を稼げれば充分。

と言う事で、今後とも働き続けます。
「就活」開始宣言!