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またも北朝鮮の暴挙、米記者に12年の労働教化刑

ならず者国家北朝鮮が、拘束中の米国人女性記者2人に対し、不法入国と朝鮮民族敵対罪で12年の労働教化刑を言い渡した。
最近は国際世論に背を向け、ミサイル発射実験、核武装化のような狂気の沙汰を繰り返してきたが、いよいよアメリカを交渉の場に引きずり出すための強硬手段に打って出たようだ。
背景に、金正日の健康問題と三男へ政権譲渡があるとも見られているが、いずれにしても国際社会でも金王朝国家北朝鮮の異常な性格が際立ってきた。
そんな時に、アメリカ人記者二人がノコノコ現れたのだから、何でもありの北朝鮮にとってはまさに千載一遇のチャンスだ。
記者魂がなせる業なのかもしれないが、オンナ二人で北朝鮮周辺を取材するのはあまりに無警戒だろう。
身柄解放交渉も難航するとみられている。
オバマ政権は、遅まきながら制裁強化の動きを見せているが、北朝鮮は更に凶行を重ねアメリカとの直接対話で「我が身の安全保証」を狙ってくるだろう。

アメリカ政府もさぞや忸怩たる思いがあるだろう。
六カ国協議でなんら進展がないにも拘らず、昨年10月には北朝鮮をテロ支援指定国家から解除してしまったのだから。
急遽クリントン国務長官が再指定をちらつかせているが、北朝鮮自体は最近になって露骨に本性をむき出しただけで、本質は全く一貫していて何一つ変わっていない。
そんな北朝鮮にアメを与えれば事態が好転すると判断した、自分の甘さを見直すべきだろう。

以前、このブログで
「僕は、北朝鮮を国家として認めてはいない。
稀代のならず者集団だと思っている。
その北朝鮮核武装でもしようものなら、周囲の国々は枕を高くしては寝られない。
だから核武装や、テポドン発射に反対する事は当たり前だ。
アメリカが嫌うイラクアフガニスタンには「イスラム大義」があり、過去から厳然と国家として存在してきた。
一方北朝鮮は、東西冷戦の副産物のように、突如として金日成独裁国家が誕生、今の金正日世襲された異常集団なのだ。
歴史的に見ても存在する価値はない。
北朝鮮の解体作戦こそが焦眉の急だと思うのだが。」
と書いた。
http://blogs.yahoo.co.jp/saraam_s/58975331.html
また、アメリカはイラクよりも早く北朝鮮を攻撃するべきとも書いた。
http://blogs.yahoo.co.jp/saraam_s/44693211.html
暴論である事は百も承知だが、それは今も変わらない。

北朝鮮は、話し合えば事態が解決するようなまともな国家ではない。
金王朝の利権に巣食う極々一部の集団以外は、北朝鮮の暴挙に途端の苦しみを強いられている。
金正日北朝鮮は、即刻解体すべき国家だ。