昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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冷夏だって

九州や西日本地方で大雨の被害が出ている。
親類縁者も多いので心配したが、今のところ我が家の関係者達は全員無事でいる事を確認できた。
ただ他では死者も出ているので、喜んではいられない。

防府市の老人ホームが土砂に襲われたり、今にも決壊しそうな川の流れ、福岡市でも膝まで水につかって帰宅する人達の姿がテレビに映し出されていた。
少々の雨程度なら「自然の恵み」と大歓迎だが、これほどの雨だと茫然自失、なす術もなく立ちすくむだけ。
いつも思う事だが、いくら科学が進歩しても自然の猛威の前には人間は全く無力だ。
人間は自然の一部分を改良して快適さを追求してきたが、度が過ぎると手痛いしっぺ返しを食らう。

それにしても、今年のような豪雨は珍しい。
極端に狭い範囲で集中的に雨が降る。
一体どうなってしまったのだろう。

一方、我が関東地区は一旦梅雨明けしたものの、いつまでも雨の多い天気が続いていて、どう見たって、未だに梅雨のような気がする。
もう7月も終わり近いのに、まるで「暑中お見舞い」の感じがまるで出てこない。
入道雲、夕立、猛暑、セミの鳴き声。
真夏の風物詩を味わうのはいつになるのだろう。

今年は冷夏予想らしい。
農作物への悪影響が心配されている。
しかし、何か天変地異があると必ず諸悪の根源みたいに言われた「地球温暖化」なら、冷夏にはならないはずだ。
エルニーニョ現象を原因にあげるだろうが、それならもっと早く予報を流して欲しいものだ。
何かあれば、シタリ顔で能書きを垂れるが、全てが後付けの結果論。
専門家や評論家なんて、所詮はそんなものだ。

今日もまた西日本では大雨予想だ。
早く真夏が来て欲しい。
少々体には辛くても、やはり夏は暑く冬は寒い方が理にかなっている。