昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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自民党と麻生太郎への応援歌

イタリア首相ベルルスコーニの評判がよろしくない。
度重なる買春疑惑に加え、相手売春婦が明らかに金目当てでテレビに出て様々な証拠資料を提出するので、流石に白を切り通すのは難しく、進退極ったベルルスコーニが、「私は聖人ではない」と開き直った。
72歳で買春に頑張る大統領なんてある意味驚愕だが、この辺はイタリア的で面白い。
元々様々なスキャンダルがあった人で、アメリカのオバマ大統領に対する余計なひと言で顰蹙を買った事もある。
数年前にイタリア旅行した時のガイド嬢が、「ベルルスコーニはイタリアの恥」と吐き捨てていた事を思い出した。

ベルルスコーニ同様の失言は多々あるものの、麻生太郎には破廉恥スキャンダルはない。
漢字が読めないのは海外からは評価不能なので、「日本の恥」なる悪口は聞こえてこない。
毎日毎日、マスコミにボロカスに叩かれながらも、自民党が次回の選挙で勝つ為に涙ぐましい努力を重ねているのに、残念ながら支持率は20%前後をウロウロ。
どの予想を見ても、次回選挙で自民党は苦戦している。
「アホらしくてやってられない!」との麻生首相の恨み節が聞こえてくるようだ。

では、本当に民主党は救世主になれるのだろうか?
四年前は、小泉純一郎が「郵政民営化で全てが良くなる」と煽り立て、自民党が大勝した。
同様に今回は「政権交代すれば全てが上手くいく」的ムードが蔓延、その場合は鳩山友愛政権誕生となる。
しかも鳩山は、国民新党社民党との連合政権を明言している。
そうすると、民主党政権下であの社民党党首福島女史が政権の要職を得てしまう。
あの訳の分からない平和ボケした能書き政策が、政権に影響を与えるてしまうではないか!
田中真紀子まで、しかも夫婦お揃いで民主党入りが決まった。
民主党政権になると、碌でもない雌鶏の大合唱が聞こえてきそうで、それだけでは御免蒙りたい。

選挙まではあと半月近くあるので、ひょっとして自民党に神風が吹くかもしれないが、今のままでは政権交代になってしまう可能性が極めて高い。
民主党には「消費税アップは(自分達の政権担当期間)四年間据え置く」との露骨なポピュリズムや、「財源は無駄遣いから」とか、稚拙な政策がある。
外交政策も、明確ではない。
国民の反発を招くような政策は一切手をつけない無責任体質も垣間見える。
「例え民主党が駄目でも、次の選挙でまた変えればいい」との楽観論があるが、それは四年後になるかもしれない。
やたらと慇懃な鳩山由紀夫は、日本国を代表する総理大臣の器量とは思えないし貫録もない。
どうもムードで政権交代に突っ走ると、致命的な数年間を迎える気がしてならない。

僕はいつも自民党には辛口だが、今回ばかりは大多数の人達の非難、批判を覚悟の上で、「まだ鳩山よりもましな」麻生首相頑張って!