日本中がシルバーウィークに浮かれている時、当方、誠に哀れながらヨーロッパ出張と相成った。
本来なら、秋の五連休なんて、「何をしようか」で、ゴルフに、旅行にと楽しい企画が盛りだくさんのはずだが、当方何の悩みもない。
ひたすら仕事、仕事の繰り返しで、土曜日に帰国予定。
「来年のシルバーウィークに期待しよう」と気を取り直したら、次回は６年後との事。
そんな頃は、当方毎日が日曜日状態ヂャないか！
と、些かヤケッパチ状態で成田に向かった。
「成田空港は芋の子を洗うような混雑に違いない」と、常より早く到着したら予想に反してガラガラ。
出国手続きも簡単に終ってしまった。
今回はドイツからイギリスに向かう。
ドイツフランクフルト空港は、どこにトイレがあるかも知っているほどすっかり馴染んでいる。
ただ、空港から目的地のデュッセルドルフまでバスで二時間半かかるので、ホテル到着が午後１０時近くなる。
翌日早朝からの仕事が体に堪えるし、精神的にも余裕がない。
ホテルで骨休みも、７時間の時差の関係で現地時間４時には目が覚めてしまう。
朝食は６時半から。
それまで退屈なのでインターネットでもと思ったが、うまく接続できない。
ＮＨＫ放送は、落語だの俳句だの、全く面白くない。
ゴルフや相撲の結果が気になるが、何とも情報収集の手段がなく、ドイツの地ですっかり浮世離れの朝を過ごしている。
今日は、この後ハンブルグに向かう。
初めての訪問地だが、ここは当方の英語学習の原点になる逸話がある町だ。
暇があったら町を散策しよう。
