昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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メンフィスのスペアリブは美味!

ビジネスが恙なく終了。
客が夕食もご馳走してくれた。
「何がいい?」と聞かれると、雑食の当方、必ず「何でもいいです」と答えるが、これが一番悩ましいらしい。
結局は、メンフィスで有名店といえば、かの小泉純一郎ジョージ・ブッシュが食事したスペアリブ店「ランデブー」と相成った。
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ここは絶対に予約が出来ないので、30分以上待たされる。
またダウンタウンの狭い路地なので、雰囲気はよろしくない。
壁には、小泉とブッシュ夫妻が並んだ写真が飾ってあった。
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客の数は半端ではない。
押すな押すなの大盛況だが、不思議な事に黒人の客がいない。
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聞くと、夜早い時間は白人、やや遅くなると黒人へと、自然に分かれているらしい。
ビールでも飲みながら四方山話に花を咲かせていると、マイクで呼び出しがかかった。

色々とメニューには書いてあるが、目的は名物スペアリブ。
客の社長さんが、「牛肉の一番いい所は白人が取ってしまうので、黒人達は残り物を美味く食べる術を考えたに違いない」と講釈を垂れる。
一応はフォークとナイフがついているが、全員手で食べている。
絶世のアメリカ美人が、牛肉を貪り食べる様は壮観だが、反面、当方のようなか弱き日本人は、そのうちに食われてしまうのではと恐ろしくなる。
脂でベトベトになった指は、備え付けの紙で拭く。
紙の価格がベラ安との事で、トイレといい、アメリカは恐ろしいほどに紙を浪費している。

昼から食べ過ぎ気味だったのに、スペアリブも消化に悪そう。
それでも、「美味い、美味い」を連呼しながら、アッという間に食べつくした。