昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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元、○井物産社員の暴露本

天下の○井物産、当方もその昔、仕事で大変お世話になった。
社員は、数万人が世界中に散らばっている。
しかも、日本でも超トップクラスの人材がウジャウジャいる。

そんな○井物産の元社員が書いた、暴露本が存在する。
およそ15年前の1996年に発行されている。
当方が良く知る○井物産マンも多く登場しているが、全ての社員を口汚く罵り、胡散臭い仕事振りを論った内容には、知性、品性の欠片も見られない。
しかも、取引先を騙して利益を稼いだ話が、恰も自分の能力を表す自慢話として記述されている。
運悪く、このような人物と同僚になった○井物産の社員だけでなく、徹底的にコケにされている、取引先の担当者こそエライ迷惑だろう。

この元社員、向こうは当方を知らないだろうが、当方は彼を知っている。
一度だけ名刺交換をした事があるが、幸いにして仕事で関わる事はなかった。
しかし、当方の発言が自分の利益に叶わないと、理不尽な猛抗議された覚えがある。
性格は、他人との協調性がなく、極端な自己中心。
仕事が上手くいかないのは、全て相手の所為にしてしまう。
その一度だけの経験で、彼の人となりは分かった気がした。

そもそもこの本は、彼が○井物産を退社した後に書かれたものだ。
退社の原因は、妻子ある彼が、社内の女性と無防備に手を繋いでいるデートしている、所謂不倫の現場を、運悪く時の会社の同僚に見られた不始末の結果であり、将に「天網恢恢」なのだが、どうもそれを逆恨みをしているようだ。
しかし、己の非は、なかなか認めたくないのだろう。
退社せざるを得なくなった鬱憤を全て、他人への攻撃に当てている所に彼の品性の下劣さがある。
取分け、悪口雑言の限りを尽くした元同僚女性二人への記事は、例え個人的な恨みがあるにせよ、人間として許されるものではない。
僕の知人も、徹底的に罵倒されている。
○井物産では、この本が発表された後、「この作者許すまじ」、「見かけたらぶん殴る」と息巻いていた人達が多かった。

作家たるもの、自分の人生経験を材料に、一作だけならそれなりの小説を書く事が出来ると言われる。
しかし、二作目、三作目と、売れる作品を書き続けるには、才能が必要になる。
この暴露本の作家は、その後大家への道を歩いたとは、寡聞にして聴かない。
そしてこの本を購入したのは、この暴露本の被害者やその周辺にいるわずかの人達でしかない。
そもそも、物書きを目指したのに、仲間や顧客を裏切る本しか書けなかった所に、この元嫌われ者サラリーマンの才能の下品さを感じる。