昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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オモシロ日本語パート2

思い出しました。
例の、オモシロ日本語遣いオヤジの続編。

実は我々の顧客の中には、一代で会社を興した韓国出身の企業家が結構存在する。
まさに徒手空拳、己の才覚、知力、体力だけで財を成した連中であり、きわめて商魂逞しい。
とてつもなく声高に権利を主張するし、わずかでも自らの利益を損なう交渉に対しては、徹底的に粘る。
口八丁手八丁の駆け引きで自分の利益を実現する、そんな超ハードネゴシエーターだ。
しかし、異国の地で成功する為には、それくらいの根性と執念が必要だったのだろう。
仕事にかけるその情熱は、当方の様な一介のサラリーマンにはとても真似できないし、大いに尊敬に値する。

と、ここで件の「間違い日本語」オヤジ氏登場。
「やっぱりな、我々とはハングル精神が違うヨ」

「うン?それって、ハングリー精神ジャおまへんか?」ってのは素人。
ここは、登場人物からすれば、ハングル精神で正しい!
(って事はないか?!)

続いて、例の「もう、さじは投げられた」値上げ活動の第二弾。
「一声5円、10円みたいな大雑把な値上げは無理だ。今後は一円玉、二円玉の勝負になる。」

「うン?一円玉って見た事あるけど、二円玉???」
無論、正確には「一円玉一枚、二枚の勝負」なのだが、二円玉の方が迫力あり。

「みんな、今日はザックラバンに議論しよう」ってのもあった。
サラリと言われると聞き逃すが、「ザックバラン」が正解。

スクラムを組んで頑張ろう」と言う所を、「タックルを組んで」と言い間違える人もいたが、いずれも本人は、間違っている自覚は皆無なので、間違ったフレーズをしょっちゅう使ってしまう。
指摘するのも勇気がいるもので、全員が苦笑いをしながら聞く事になる。

そう言えば、つい先だって映画の宣伝に出てきた女優真矢みき女史は「重厚な作品」を「じゅうあつ」と説明した。
後にアナウンサーが、そっと「これは、素晴らしくジュウコウな作品ですね」ってフォローしていたけど、間違えた女史は気がついただろうか?

まぁ、こんな間違いをする人の中に、悪人はいないものだ。