今年一番！
ったって未だ半月しかたっていない。
要は、今年度一番の寒波が襲来、我が関東の片田舎でも朝から初雪が舞っている。
わずか一時間で見る見る雪が積もり、外は見事な銀世界。
風情があるなァ。
なんて、感心している場合ではない。
実は本日は、我がホームコースで今年初めての月例が予定されている。
前回の三連休の最終日、ノコノコとコースまで出かけ、猛烈な寒さの中のラウンドでやっと不振脱出のヒントを見つけた。
懸案のアイアンが、かなり良くなったのだ。
今日こそ、その集大成。
出場さえすれば、上位入賞間違いなし。
上手くいけば優勝も。
なんて、昨晩まではとらぬ狸の皮算用に余念がなかったが、今朝窓を開けてみて吃驚。
屋根も庭も雪帽子被り、枯れ木残らず花が咲く。
道路も真っ白なので、雪に慣れていない人間には運転も楽ではない。
早速クラブに電話すると、通常よりも３０分前から電話を受け付けていたようで、「今コースでも雪が降っています。月例を開催できるかは不明ですが、電話を頂いた方は出席扱いにします」と言われ、即「では欠席」とは情けない。
もっと根性、見せたらんかい！
ゴルフは自然との闘いだし、自然との調和なのだよ。
なんて、仰々しく大上段に振りかぶった御託宣より、年寄りには「寒い時は部屋でテレビ観戦」がベストなんですよ。
暖かい部屋から薄く積った雪を見ながら、すっかり戦意喪失してしまった。
問題は、今後の雪の降り方だ。
万一降り続くと、明日からの仕事にも支障をきたすし、ゴルフ場の再開も遅れる。
ゴルフ場の雪は、一旦積もるとなかなか溶けない。
雪に不慣れな我々の日常生活にも、大きな影響が出る。
しかし、自然現象なので、誰に文句を言う訳にも行かない。
「雪国の人って、数ヶ月間はこんな状態で生活しているんだなァ」と思うと、日常生活がまるで違うだけでなく、人生観にも大きな影響が出て来るだろう。
と、一人思索にふけっている間に、今度は牡丹雪が降り始めた。
ならばもう一度、布団にもぐりこむ事にしよう。
本日休業！
