昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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マレーシアにて

初日

久しぶりの海外出張でマレーシアへ来た。
気温〇℃の日本から31℃へ地への移動だから、着ていくものに困ってしまう。
取り敢えずは、冬用のジーパンとジャケットにマフラーで出発。
夏用の背広は、トランクで持参。
彼の地では、すっかり仲良くなったマレーシア顧客が、ゴルフをしようと待ち構えている。
その為、ゴルフファッション一式も必需品。

シンガポール経由で向かった目的地には20時30分頃に到着。
空港には顧客の担当者が待ってくれている。
「では」と、ホテルのチェックインよりも先に、大好物の肉骨茶料理店へ向かう。
店たって、屋台が集まっているだけの小汚いところだが、不思議と美味い。
飛行機の機内食を全部断って、腹をすかして臨んだほど執着した肉骨茶を満喫、22時頃にホテルチェックイン。
一っ風呂浴びてすぐに就寝。

二日目
やや風邪気味で、体調はベストではない。
早朝の屋台で朝食、午前8時にはティーオフの予定なので、午前5時の起床が必要。
6時にホテルをチェックアウト、外は未だ真っ暗。
ひたすら目的地のゴルフ場を目指す。
途中の屋台で朝食の福建麺に舌鼓を打ち、8時からゴルフ開始。
午前中は少し曇りの絶好のコンディションだったが、午後からは南国の暑さが厳しい。
今回は、初心者マレーシア人と一緒のラウンドだったが、ショットのたびに固まってしまい、リズムが甚だしく悪い。
プレイ中のアドバイスは本人が混乱するだけなので、終わったあとにさりげなく注意しておいた。

前の組は、韓国からの観光客、
平日のゴルフ場は、大量の韓国人が押しかけてくるらしいが、押しなべてマナーが悪いとの事。
余りのスロープレイに、我々のキャディがキレてしまい大声で注意しても、「蛙の顔に×便!」で全く効果がない。
昨年の日本プロゴルフ界では、男女とも賞金レーストップは韓国人。
本場アメリカでも、韓国人プロゴルファーの活躍ぶりは話題になっている。
産業面も、サムソンやLG、現代は世界的な有名企業。
しかし国全体はまだまだ発展途上なのが、ゴルフマナーを通じて分かる。

この日は、ゴルフの後に会食と工場見学。
夕方には、シンガポールまで戻る。
シンガポールの定宿は、チャンギ空港内にあるホテルだが、高い割にはサービスが悪い。

三日目
朝一番のJALで、日本へ帰国する為にチェックインカウンターへ。

シンガポールにも、大勢の中国人が屯している。
しかし俄か成金が多い所為か、公衆道徳の面では問題が多い。
特に一家総出で旅行中の中国人親子の場合、餓鬼がギャーギャー騒ぎ立てるのでうるさくてかなわない。
親父の方も、そこが空港と言う公共の場とは思っていないかの様で、注意する気などサラサラ見えない。
むしろ餓鬼と一緒に、大声をだしている。
その狼藉振りを写真に撮ろうとしたら、肝心のカメラが故障してしまった。
中国人には腹が立つは、カメラは壊れるは、踏んだり蹴ったりだ。

日本人も、40年ほど前までは、世界中の嫌われ者だった。
今世界でもっとも元気のある国、中国。
そんな彼らがソコソコの国際人になるまでは、時間の経過が必要だが、しかし彼らは元来、唯我独尊の中華思想の持ち主だけに、厄介さも半端ではないだろう。

マレーシアの三日間で、一部ではあるが、韓国人、中国人の我が儘さを見た。
さて、数年前に急に国際舞台に引き摺り出された俄かグローバルビジネスマンの当方は、果たして外国人にはどう写っているのだろうか。
「人の振り見て我が振りなおせ」
我が日本には、奥床しい言葉があるものだ。