昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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「長電話はおやめなさい」って言いたいけれど...

当方、猛烈なセッカチ野郎だ。
ゴルフの時も、一切素振りはしない。
いきなりショットするので、多くの人がボールを見失う。
待ち合わせ場所にも、大体15分前には到着している。
時間ギリギリに到着なんて、考えた事もない。

そしてもう一つ。
多くの人と明らかに違っている点に、電話の短さがある。
とにかく、受話器を握った途端に、電話を切る事を考え始める。
用件だけチャチャと済ませ、アッと言う間に電話を切ってしまう。

その昔、先輩に厳しく教育された。
長電話は仕事が出来ない証拠。
長電話は相手も迷惑している。
そしてそれを忠実に守っている。

携帯電話も苦手だ。
仕事の都合上、やむを得ず持たされているが、基本は発信専用。
稀に掛かってきても、マナーモードにしているのでほとんど気がつかない。
そんなこんなで、もう多くの人が携帯電話でコンタクトする事を諦めている。

と言う事で、長らく、電話が長い御仁は仕事が出来ないと決めつけてきた。

しかし、最近では随分と雰囲気が違ってきている。
先ず電車の中では、半分くらいの人間が、携帯電話と睨めっこしている。
会社でも、普通の電話が目の前にあるのに、すぐに携帯電話で連絡を取り合う輩が多い。
しかも、悉く、笑ったり、話し込んだりと、話が長い。

少し昔なら、「この大バカ野郎!」と怒鳴りつける所だが、いつまでもそんな感覚では、仲間、取分け若い衆とは上手くやっていけない。
そう言えば、我が家の山の神も、友達から電話がかかってくると、隣室に座り込んで長々と、愚にもつかない話に熱中している。

どうやら最近の連中には、電話が最重要なコミュニケーションの手段となっているようだ。
時代が変わったと、認識するしかないのだろう。