昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

日頃の思いや鬱憤を吐露!無礼千万なコメントは削除。

同窓会に招待されたが。。。。。。

当方、若かりし頃はヤンチャ坊主だったので、昔を振り返ると赤面する。
後悔する事はないが、自慢できる事も少ない。
昔の出来事は、あまり思い出したくもないし、思い出す事もない。
拠って、いつも未来志向(と言えばカッコいいが、恥ずかしい過去が一杯の小市民です)。

この年になると、年に数回は「同窓会への誘い」が送られてくる。
同窓生の中にはやたらと世話好きな輩もいるようで、「名簿作成の為に最新情報を」とか連絡してきたりもする。
同窓生の幹事達のほとんどは未だに田舎に住んでおり、自分の回りだけが全ての夜郎自大型で、世の中の変遷振りを全く理解できていないようだ。
恐らくは、数年前に個人情報保護法案が成立した事すら知らないのだろう。
時代に取り残された哀れな連中だナァと同情もするが、当方にとっては余計なお節介ですヨ。

全部無視!
一度も近況報告もしないし、同窓会になんぞ出席した事がない。
いや、出席したいと思った事すらない。

その昔に憧れていた女性が、皺々の婆さんになっているのを見たらがっかりするだろう。
逆にいつまでも別嬪さんのままだったら、「逃がした魚の大きさ」にショックを受けるに違いない。
どっちにしてもいい事がない。
しかし、これはお互い様。
紅顔の美少年、眉目秀麗だった当方の、余りの変節振りを世の中に知らしめる必要もない。
秘めてこそ華!
当方は俳優や政治家のような商売でもないので、根無し草のような人気や評判を気にする必要もない
また昔からの友人達には、別段同窓会の場を借りなくてもいつでも気軽に逢える。
拠って、同窓会なんぞ、出席しないに限る。

ところが、世の中には「昔話大好き」人間がたくさん存在しているようだ。
同窓会が近づくとやたらと興奮し、着ていく物をチェックしたり、急に連絡を取り合ったりする。
また聞くところによると、会話の内容は近況報告と称して、お互いの自慢話が大半らしい。
同窓生相手に、着飾ったり、見栄を張ってどうする積りだろう。
そんな連中に、どんなに羨ましがられても、現実が変わるわけでもない。
普段ではありえないような贅沢な格好で、大袈裟な作り話で自分の実態以上に見せかけても、所詮は一日だけの夢物語でしかない。
万一同窓生に偶然に遭遇しても、有りのままの姿と、有りのままの生活振りを紹介すればいい。

当方は、同窓会に集って昔話に興じる気持ちが理解できない。