昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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露天風呂で大満足!

盆休みは、夫婦二人で温泉旅行。
帰省ラッシュの真っただ中なので、高速道路は一番空いている路線を選択。
その結果、ナビの推薦ルートに比べ、50kmも遠周りになってしまった。

しかしそのお陰で、ドライブはスイスイ。
途中のドライブインでのトイレ休憩以外は、制限速度の10%増しを維持(?)。
昼食は、温泉近くにある、築130年旧宅のうどん屋さん。
冷房も何もない普通の民家だが、壁には地元選出の代議士先生や、ほとんど売れていない芸能人のサインが貼りだしてある。
名物ザルうどんの、「ゆうめん」を注文。
能書きでは、「黒豆と黒米入り」とあるが、至って普通の田舎うどん。
帰りには、特大のキュウリとナスを好きなだけ持って帰れるサービス付き。

目的地には予定よりも2時間早く到着。
たった五部屋しかない、こじんまりした旅館だが、最上級の部屋を予約。
部屋にも露天風呂があり、真下を川が流れている。
川のせせらぎがうるさい程だが、不思議と自然が奏でる音には全く不快感がない。

川の向こう岸には町営の露天風呂があり、午前9時から午後5時までは入浴料がタダ。
窓から見ると、オヤジが二人が入浴中だが、見られる事にまるで無警戒。
見てはいけないものを見てしまった思いで、慌てて眼をそらした。

夕食は、豪華に部屋出し。
大半が山菜と川魚。
量が多いが、味付けが絶妙で全部食べてしまった。
矢鱈と声がでかい、サービス係のオニイサンに「美味い!」とお世辞を言うと、「先代が山菜採りの名人で、云々」と、長々と自慢話が始まった。

もう一度温泉を満喫して、初日は御就寝!

翌朝、町営露天風呂にうら若いアベックが登場。
入浴直前の女性が、はらりとバスタオルを脱ぎ去る光景を目撃し、大儲けの気分。
今日は朝から、縁起は良いワイ。

朝食も部屋食。
温泉旅館の朝食は、品数が多い。
いつもの倍くらいの量を食べ、朝から満腹状態だが、温泉に入ると腹の調子まで良くなる。
12時まで部屋でグズグズして、チェックアウト。

ニュースを見ると、帰路でも既に帰宅渋滞が始まっている。
また渋滞を避ける為に、大周りのスライスコースを選択し、夕方には愛しの我が家に到着。
わずか一泊の旅だったが、妻にとっては、食事の用意も後片付けも不要と、家事から解放されるのが何にも増して一番らしい。
大満足の二日間だった。