昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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マドリッドからロンドンへ

午後2時20分のBA(ブリティッシュエア)で、ロンドンへ向かう。
これがマドリッドとも今生のお別れかと思うと、大いに感傷的になる。
そこでマドリッドの街並みを目に焼き付けようと、午前中はホテル近所の公園を散歩することにした。
この日、5月1日は休日らしく、朝からジョギングやノンビリと犬の散歩やら、池でカヤックの練習する人が多く、そこら中がリラックスムードに包まれている。
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改めて町並みを見ると、荘厳な石造りの建物が並び、幅広いメインストリートの真ん中は道路以上に広いグリーンベルトがあるとか、とにかく歴史の古さを感じてしまう。
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この連中の先祖は、遠く南アメリカインカ帝国を滅ぼし、悪逆の限りを尽くして世界の海を征服し富を集中させ、このような素晴らしい街造りの基礎を作り上げたのだろう。
尤もそんな栄光の昔は今いずこ、今やここスペインは、国家破綻すら懸念される経済状況に甘んじている。
しかしそれにしては、首都マドリッドでも危機意識が感じられない。
ほんのわずかなスペイン滞在だったが、将来への悲観がなく、サッカーに燃えるスペイン国民性が羨ましくてならない。

アディオス、スペイン!

マドリッドから、二年ぶリのロンドン訪問。
だだっ広いヒースロー空港から地下鉄を利用する。
ロンドンの地下鉄はゾーン別に料金が違うが、その辺は二年前にすっかり慣れているので、心配なくスイスイと切符を買うことが出来る。
午後5時頃にホテル入り。
今回は、セント・パンクラスルネサンス・ホテル。
その昔は駅舎だったのを、ロンドンオリンピックに合わせて高級ホテルに改造したらしい。
確かに建物は素晴らしい。
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今回は更に贅沢をして、スイーツクラスの部屋を予約した。
この部屋から、ユーロスター始発駅の駅が見渡せる。
それが人気のホテルらしく妻は大感激しているが、新幹線の車両が止まっているだけなので、ガサツな当方は、そこまで金をかけて泊まる必要があるのかと思ってしまう。
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チェックイン後すぐに、夕食のレストランを探す。
しかしこのホテルの周辺はビジネス街の風情で、手頃なレストランがありそうもない。
たまたま見つけた中華麺屋でタイラーメンを食べたが、値段の割りにこれがなかなかスパイシーで美味い。
すっかり腹ごしらえが出来て部屋に入ると、韓国LG社のテレビが故障している。
この日はチャンピオンリーグのもう一つの準決勝、バルセロナバイエルン・ミュンヘンの試合がある。
慌ててルームサービスを呼ぶが、なかなか原因が分からない。
結局部品交換で片付いたが、30分以上見損なってしまった。
宿泊価格は超一流のホテルだが、日本製じゃなくて韓国製テレビなんかを備えているからこんなことになってしまうと悪態をつきたくなった。

苦心惨憺でやっと見ることが出来たのに、サッカーの方はこれが実につまらない凡試合。
緒戦で敗退していたバルセロナは、主砲メッシが体調不良で出場を見合わせだし、スコアが3-0になったところで見るのもアホらしくなって寝てしまった。