昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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ロンドンの最終日

ホテルのチェックアウトは12時。
飛行機の出発は夜の7時15分なので、最終日もゆっくり観光が出来る。
当初は、もう一度朝から大英博物館に行こうと思っていたが、同じ時期にマンチェスターマンUの試合を見てきていた長男から「折角なら、サッカーの聖地ウェンブリーを見るべき」と電話がかかってきた。

バルセロナカンプノウマドリッドのベルナベウを見たのだから、イギリスならウェンブリー。
有名サッカー場巡りもまた乙なものと、地下鉄を乗り継いで出かけた。
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しかしこの日は午後から、この界隈の二軍戦みたいな試合があるので、サッカー場ツァーは禁止。
土産物屋はしっかり開いているので、T-シャツとか応援グッヅを買い込んだ。
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そうこうしているうちに、この日に試合をやるチームのサポーターが集まってくる。
聞いたこともない両チームだが、各々のユニフォームを身に纏い、駅で大声で気勢をあげているのは、先だってマドリッドで見たドルトムントのそれと全く一緒だ。
またこのサッカー場のすぐ横には、五人制サッカー場があり、そこではサッカー好きの若者たちがトーナメント戦をやっている。
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こんなところに、イギリスサッカーの底辺の広さを感じる。

ロンドンのダウンタウンに戻って、やはり最後の締めは大英博物館
わずか1時間なので、前回見られなかったロゼッタストーンを探す。
黒山の人だかりの先に、三年越しの展示物があった。
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それにしても大英博物館の展示物は、世界中の歴史遺産をカッパラッテきたものだ。
本来なら各民族が、自分たちの歴史を学ぶために必要なものだろうが、力で強奪してきたものを、あたかも自分の財産のごとくに展示している。
イギリスって国も、かなり厚かましい。

これで全ての日程を、無事に終了。
午後7時過ぎのJALで、帰国の途に就いた。

機中で。時計を壊してしまったのは誤算だった。
胸ポケットに入れたまま、眠った時に落としたらしい。
CA(Cabin Attendant)が二人掛りで懐中電灯を照らして捜索してくれたが、見つからない。
外が明るくなった後もう一度探したら、椅子を前後に動かすためのレールに引っかかっているのを発見したが、ベルト部分が千切れていた。
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長年愛用していたので残念至極と思っていたら、妻が「保険に入っている」と言い出した。
帰国後保険会社に電話したら、どうやら修理費が救済されるようだ。
見積りに出したら、古い時計なのでベルト修理だけでも、5万円から場合によっては10万円近くかかるかもしれないと言う。
先の地震保険に続き、今回もまた不幸中の幸いだ。