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河野談話の検証結果

21日土曜日、我が愛読紙、産経新聞は、一面トップで、当時の官房長官河野洋平が独断で「強制連行は事実」と認めてしまったと報じている。
W杯で日本の決勝リーグ進出が絶望的になった対ギリシア戦の結果など、小さな写真と、「痛恨ドロー」の見出しで、わずか数行の記事だけ。
この間、ひたすら河野談話の欺瞞性を追求してきた、産経新聞の面目躍如だ。

有識者検討チームの報告書では、この河野談話の作成に関して、日韓両政府が入念に摺合せをしていた事や、慰安婦の聞き取り調査は杜撰そのもので、尚且つ談話そのものは聞き取り調査終了前に作成済みだった事も明らかにしている。

河野洋平は、繰り返し日韓の摺合せなどなかったと否定してきた。
しかし実際は、事実関係の確認も含めて、河野談話なる代物は、実は韓国、中国にゴマをする為に作られたものでしかなかったことを証明したのは、大いに意味がある。
しかしこれほどの報告があっても、岸田文雄外相は、「韓国は大切な隣国。談話の見直しはしない」らしい。
こんな弱腰では、韓国に足元を見られると心配したが、早速韓国では大騒ぎになっているようだ。

韓国はこの河野談話を根拠に、「歴史問題」と称して反日キャンペーンを繰り返してきた。
朴槿恵大統領は、アメリカでもヨ―ロッパでも、一国の代表としては気品の欠片もない告げ口外交を繰り返した。
韓国にとっては生命線の河簿談話が、実は日韓両政府の合作だったとすれば、大変に拙い。
案の定、「日本の挑発」とか、「日韓関係が破綻する」とヒステリックな脅しをかけてきた。

韓国にとっては、河簿談話で日本が非を認めたのは、何かと都合がよい。
しかし、日本国内では様々な議論を引き起こしているモノを、再調査する事が「挑発」と喚くのは、逆にこの談話の内容に対しての自信のなさを証明している。
気に入らないと地団太を踏んで泣き叫ぶ餓鬼じゃあるまいし、談話の中身が本物なら、「いくらでも、気の済むまで再調査すればいい」と高をくくっていればいい話だ。
しかし日本国民の側から見れば、国家を挙げて破廉恥犯罪を引き起こしたのか、あるいは個人的レベルなのかは、民族の誇りにも直結する。
如何に韓国がヒステリックになろうとも、事実は事実として明らかにしなければならない。

それにしても、既に引退しているとはいえ、河野洋平なる政治家は酷い。
ここまでの売国行為をしておきながら、未だに自らは談話の作成過程や中身について、説明責任を果たさない。
単に「談話の見直しは、周辺諸国と軋轢を齎す」としか言わないのは、田島陽子がテレビ番組の「たかじんのそこまで言っていいんかい」で、何一つ根拠も示さないまま「慰安婦の強制連行は事実だ」と大声を張り上げるのと、全く同じレベルでしかない。
まさに田島陽子のオトコ版だ。

河野洋平は、自民党総裁の中で唯一総理大臣になれなかったオトコだが、こんなレベルの政治家だったのだから、総理大臣にならなくて本当に良かった。
息子の河野太郎も、政治家としての自覚と誇りがあるのなら、テレビに出演して一端の話をする前に、親父の悪行についての意見を聞いてみたいものだ。